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音楽と物語性

2015年06月16日 20:40

PerfumeやNegiccoの曲を聴くと泣ける。
という話をよく聞きます。


売れない長い年月を経験し、まっとうに努力、活動し、
様々な奇跡とも呼べる出会いを経て、夢をかなえてゆく…
そんな物語が両者には共通しています。
その物語性を音楽に重ね合わせ、涙腺を刺激される。
そういった効果があると思われます。


一方で、そんな物語性などいらない。
浪花節の苦労話はもうたくさん。
自分は音楽がただ好きなんだ。
という意見の話もよく聞きます。


さて、
音楽は、音楽だけで独立できるものでしょうか?
音の高低、音色、サウンドの拡がり、歌、歌詞…
それらをなんらかの意図を持って、
プロフェッショナルな技術とセンスで構築し、
リスナーに提示する。
さあ、感動してください。

そんな簡単な話であるわけがありません。

あいまいで、ファジーで、
脳や心のしくみさえ完全に解明されていない「人間」が聴くのです。
人は音楽を聴く時、無意識にこれまでの経験、
生き方、現在の状況、心のありよう、
そんなようなものと、「音楽」を掛け合わせて受け入れ、
共鳴、共感できるか否かを判断しているのではないでしょうか。



前述したPerfumeとNegiccoについてですが、
ボクは実は両者ともに、いわゆる「苦労話」は知らずに出会い、気に入りました。
ということは、ボク自身の個人的経験や蓄積、
その時の「心のありよう」とちょうどリンクしたのだと思います。
それがよく言われる好きになる「タイミング」というものだと思います。

そして気に入った後、そのグループがたどって来た過去の歴史を知り、
思い入れを増し、「やはりそうか!」みたいな勝手な解釈、納得をし、
特別なお気に入りになっていくわけです。




Negiccoの曲、歌を聴いて感じることがあります。
それはメンバー個々のパーソナリティを知ることと、音楽への影響についてです。

例えばNegiccoさんは、ライブやイベントなどで、間近で表情や話しぶりを伺える機会があり、
その飾らない人柄の良さに触れると、更にファンになってしまうという特性があります(笑)

そんな愛すべきキャラクター、パーソナリティを持つメンバーが発する「声」は、
人間が奏でる「楽器」として、大きな武器になっているのでは?と思う時があります。

持って生まれた魅力的な声質に加え、性格の良さがにじみ出た「声」
さまざまな経験を経て、磨かれ、紡ぎ出され、時に哀愁さえ帯びた「声」
それが、もともとお気に入りだった素晴らしいメロディ乗って、
目の前で「歌声」に変化するとき、

ボクは心揺さぶられるのです。

3人のことを何も知らず、最初に聴いた時の印象とはかなり違って聴こえてきます。
これも「歌声」の中に「物語」を聴いているのだと思います。


彼女たちを知れば知るほど、味わいは増し、
それに加え、先ほどから言っている「自分自身の経験」や「心のありよう」とリンクした時、
言いようの無い感動に襲われ、「泣ける」という現象が起こります。
これもまた、何にも代えがたい音楽経験ではないでしょうか。




kaekenmin.jpg



naokenmin.jpg



ponnkenmin.jpg





さて、Negiccoさんは武道館で行われるPerfumeFESへの出演が決定しました。
MJから始まったドラマチックな再会のストーリーは、まだまだ終わってはいませんでした。
それぞれにドラマを持ち、あ〜ちゃん曰く同志と思って活動してきた両グループの共演。
また新たな物語が加わるに違いありません。

その後にどんな音楽が聴こえくるのか、
ボクは楽しみでしかたありません(^^)





perfunegimj.jpeg


コメント

  1. タクロー | URL | -

    あきらめない気持ちがこの再会を生んだ

    music japan 以来の再共演になりますが、perfume にとって、とりわけ西脇 綾香にとってはnegicco は自分たちの過去を振り返る意味でも大事な存在になっていたんだと思います。negicco がもっと日本中に知られる存在になった時がperfume にとっての本当のライバルとして見られる関係になるとおもいますし、そうなってほしい。

  2. ロボトリア | URL | -

    >タクローさん

    コメントありがとうございます。

    MJにNegiccoが出演すると知った時のあ〜ちゃんの気持ちに興味がありますね。
    嬉しさと、懐かしさと、ついに来たか!という奮い立つような気持ちと…
    いろんな思いが湧き立ち今回のFESへの招待が決定したんだと思います。
    Negiccoにとっては初武道館ですが、本当の夢の武道館はワンマンですから、
    今回はPerfumeさんとの記念として大いに楽しんでほしいです。

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