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Negicco 2ndアルバム「Rice&Snow」レビューしてみました。

2015年01月23日 21:23

ricesnowrobo.jpg



前作、結成10年目にして発売された初のオリジナルアルバム「Melody Palette」から1年半。
待望の2ndアルバム「Rice&Snow」が発売されました。
シングル「光のシュプール」でオリコンウイークリー5位を獲得し、波に乗るNegiccoさん。
ずっとNegiccoさんを支えてきた新潟在住のソングライター、connieさんを中心に、
気鋭の作家陣を迎え製作されたアルバムの期待値は上がるばかりでした。
はたしてその内容はいかに!
ざっと各曲の雑感をつづってみました。




01.トリプル!WONDERLAND
作詞・作曲・編曲 矢野博康


昨年の4月のシングル。ライブ爆上げ鉄板曲。オープニングでも終盤でもいけます。
誰かが言ってたけど、知らんぷりして今シングルカットすれば、
オリコン1位取れるんじゃないか。それくらい鮮度と勢いを保ってる曲。
N・E・G・I・C・C・O!!



02.ときめきのヘッドライナー
作詞 Jane Su 作曲 西寺郷太
編曲 奥田健介・西寺郷太


2013年11月のシングル。これもライブ爆上げ曲。
約束の草原でヘッドライナーをめざす。2番目じゃなく本命にして!
というNegiccoさんの決意表明。ジェーン・スーさんによる、
Negiccoのキャラクターに寄り添い、応援歌となっている詩も秀逸。
エモいです!(←使い方合ってる?)
N・E・G・I・C・C・O!!



03.1000%の片想い
feat. Tomoko Ikeda (Shiggy Jr.)
作詞・作曲 connie 編曲 Shiggy Jr.


オリコンウイークリー5位を獲得した「光のシュプール」のカップリング曲。
王道のウインターソング「光のシュプール」で堂々たるSIDE:Aを決めたconnieさんですが、
「SIDE:Bの王」っぷりもしっかり健在でずるい(笑)
可愛らしく、甘酸っぱく、おじさんには遠い昔のキャンパスライフを思い出させる胸キュンソング。
甘ったるくなりすぎず、大人の鑑賞に耐えられるソングライティングはさすがであります。
アルバムでプラスされたShiggy Jr.の池田智子さんのコーラスワークは素晴らしいですが、
ボクは何も加えないシングルバージョンが好きです。(個人的な好みとして)



04.クリームソーダ Love
作詞 Nao☆ 作曲 connie 編曲 北川勝利


メンバーのNao☆ちゃん作詞のキュン死ソング(笑)
大好きなクリームソーダを、恋心に例えた可愛らしい楽曲。
「パチパチ弾けて シュワシュワ溶けてく」の箇所は、
ラーメン屋さんでひらめいたと言ってたかな?(試聴会エピソード)
2日しかなかった詩の制作期間で、このクオリティはすごいと思います。
日頃から構想をあたためていたようですね。
Nao☆ちゃんにはイラストもそうですが、もの作りのセンスがありますね。
大サビのボーカル表現もさすが。なんとも可愛らしい。
アイドルソングってこれでいいんじゃないの?という納得感があります(笑)



05.サンシャイン日本海
作詞・作曲・編曲 田島貴男


ボクをNegiccoさんに釘付けにした超名曲。
新潟の情景を淡々と綴っているだけなのに、なぜこんなに心にささるのか!
曲調もまったく尖ったところもなく、やさしく、そして切ない。
素朴で可憐なNegiccoさんの美しいコーラスが、なぜか涙腺を刺激します。
いろんな人生経験を積んだ大人の人ほど心に沁みる名曲です。



06.裸足の Rainbow
作詞・作曲 connie 編曲 スカート


シュガーベイブの曲をカバー、と言われても信じてしまいそうになるくらい、
70年代シティポップス感にあふれてます。
シンプルで乾いたサウンドが詩の世界を際立たせます。
かえぽイチオシの愛すべき佳曲。
アルバムの中にこんな曲があるとホッとする、オアシスのような曲。



07.二人の遊戯
作詞・作曲 connie 編曲 矢野博康


ここから怒濤の攻めの楽曲群が続きます。
思いきりリバーヴの効いたギラギラ90年代サウンド。
トークボックスも絡みつくゴージャスサウンドに、
Negiccoさんの妖艶なボーカルが乗っかる。
素晴らしい対応力。これは新境地か。特にNao☆ちゃん!
「クリームソーダ Love」とはまったく違う表現の振り幅!
Negiccoさんならではのオトナ可愛い異次元空間。



08.パジャマ・パーティー・ナイト
作詞・作曲 connie 編曲 Orland


就職して数年を経た学生時代の仲間の女子会でしょうか。
はしゃぎながらも、冷静な視点も持ち始めた今日この頃。
しみじみと今の時を大事にしたい…
Orlandさんのゆったりとしたグルーヴに乗せて、そんな心情を表現しています。
「遠い国へ旅立つことにしたんだ」の詩が意味深。
ストーリー性のあるジャケット写真のテーマともリンクしてるのかも。



09.BLUE, GREEN, RED AND GONE
作詞・作曲・編曲 三浦康嗣


アルバムのリード曲として先行配信され、
アイドル界のみならず、全音楽関係者をも震撼とさせた問題作。(多分きっとw)
Negiccoでここまでやりますか!
めまぐるしく車線変更を余儀なくさせられる首都高をモチーフに、
変速ビートに乗せて恋愛と絡ませる斬新な楽曲は超変化球。
ここでもNegiccoさんは抜群の対応力を見せつけます。
疾走し、交差する道路と同じように、歌の各パートが絡み合う様は芸術的。
しかもアヴァンギャルドで終わらず、アイドルポップとして成立させています。



10.Space Nekojaracy
作詞 connie 作曲 connie・吉田哲人
編曲 吉田哲人


Negiccoさんで、まさかの電気グルーヴ節。
「ロボットのような歌い方で」という指導に苦労したらしいです。
いちばん対応出来たのがMeguさん。(試聴会エピソード)
「サンマルッサン!」というかえぽのかけ声とともに、TB303が大暴れ。
ハードフロアも嫉妬するアシッドテクノを展開!
これはライブで上がるでしょう。爆音に身を委ねたい曲。トリップできます。
ユメトコスメ長谷さんによるドラマチックなストリングス・アレンジが曲に奥行きを与えています。
Nao☆ちゃんの宇宙を漂うようなアドリブスキャットも聴き所。



11.自由に
作詞・作曲 connie 編曲 蓮沼執太


遊び心満載のラップ曲。
ゆるーい雰囲気ですが、即興的な緊張感はライブでどう化けるのかとても楽しみな曲。
「スポポポン」の所は試聴会でもぽんちゃは照れ笑いでしたね。
レコーディング時の笑い声もそのまま活かしてるラストも自由に(笑)



12.光のシュプール
作詞・作曲 connie 編曲 田島貴男


攻撃的な超変化球が続いた後での、超豪速球ストレート。
これは打てないでしょ。ストライクバッターアウト。
この曲の安定感、安心感はものすごい。
誰にでも自信を持ってオススメできる王道ポップスの貫禄。
丁寧に作り込まれた田島アレンジは何年経っても古びることはないでしょう。
そして個人的にはオリコントップ10を目指してファンとともに駆け抜けた
リリイベの数々を思い出して胸が熱くなります。



13.ありがとうのプレゼント
作詞 Negicco 作曲・編曲 connie


そのリリイベ最終日の夜、急遽新宿タワレコで開かれた最後のあいさつの会で、
ニューアルバム発売の告知とともに初披露された曲。
その時点ではオリコンの結果も出ていなかったのですが、たしかな手応えは皆、感じていて、
感無量の中で披露された、歌での「ありがとう」でした。
攻めに攻めたアルバム曲で、最後に見せたNegiccoさんの真心を込めた飾らない素顔。
これはたまりません。見事なフィニッシュでした。



sinjukutawa.jpg




ベテランから新進気鋭の若手まで、多彩なアレンジャーを迎え、
ものすごい振り幅のバラエティに富んだアルバムになりました。
アルバムの統一感という点で見れば、それは必ずしも利点とはならないのですが、
このアルバムはそんなことは超越しています。


ひとつは、ほとんどの新曲を手掛けたconnieさんの、たしかなポップセンス。
この人の引き出しの多さ。また曲のスルメ感にはいつも驚嘆してしまいます。
誰よりも「今の」Negiccoさんをいちばん理解しているのも強みですね。
数年前には出来なかった曲世界を試しているようにも思います。


そして何度も書きましたが、驚くべきはNegiccoさんが、
そんな好き勝手に作られた楽曲表現に柔軟に対応し、
自分たちの歌として完全にモノにしているところ。
それがこのアルバムの、ぶっとい柱となって貫いています。
このアルバムの主役は間違いなくNegiccoです。
このあたりに12年のキャリアを感じるわけです。


というわけで、「Rice&Snow」は今のNegiccoさんの魅力がたっぷり詰まったアルバムです。
「アイドルの枠を超えた」とかよく言われますがその通りです。
というか、最近のアイドルさんの楽曲レベルが尋常ではないんですけどね…
意味の無いカテゴリーというものにとらわれず、先入観を捨てて聴いてみれば、
ぼら、そこには素敵な世界が待っていますよ(笑)


Negicco、大躍進の1枚になるはずです。
マストバイ!!










Rice&Snow
Rice&Snow
posted with amazlet at 15.01.23
Negicco
T-Palette Records (2015-01-20)
売り上げランキング: 391


コメント

  1. ヤジオショー | URL | -

    聴いてみました

    お久しぶりでございます。(コメントするのは…)ww

    僕も買ってみましたよ、米と雪。
    まだ通しでは2回しか聴いてないし、しかもいつものとおりの流浪の旅公演の連続でCDプレーヤー&スピーカーではなく、ウオークマンに落としたののみなんです。

    僕の感想は、「おー、なかなか、うん、なるほど」というもの(イミフですが 笑)
    バラエティに富んでるのは間違いないですね。キャンディーズの現代版みたいなのや松任谷ユーミンみたいのやその他などなど。
    三人の声も三者三様で面白い、ファンの方なら声で顔が浮かぶんでしょうけどね。
    nao☆さんかな? 森高千里さんに声似てるような気がしましたが…

    もう少し聴き込んでみますかね。

  2. ロボトリア | URL | -

    >ヤジオショーさん

    コメントありがとうございます。

    お買い上げありがとうございます(^^)
    はい、声は聴き分けられますよ。 最初はわからなかったですけどね(笑)
    Nao☆ちゃん、森高さんっぽいとこありますね。鼻にかかった発声法とか。
    三人の声のバランスも良いんですよ。
    安定感抜群のNao☆さん。
    キャンディボイスのMeguさん。
    スパイスのように締めるかえでさん。

    connieさん楽曲は聴き込まないと良さがわかりにくいとこあるんですよね。
    今回はアレンジの奇抜さで掴みもOKですが、
    本当の良さはこれからジワジワ現れてくるんですよ。
    そこがNegiccoさんの特徴でもありまして…

    愛聴してくださいね(^^)

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