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David Sylvian〜「Weatherbox」と「Secrets Of The Beehive」

2012年11月11日 14:35

1989年に発売された、デヴィッド・シルヴィアンのBoxCD「Weatherbox」。
初期のソロ作品5枚組です。

wb箱

だいぶ日焼けしてしまいました。退色が激しいです(笑)
・・・えっと、染みのようなものはデザインですので(汗
収録CDは、
 1.Brilliant trees
 2.Alchemy(錬金術)
 3.Gone To Earth (Vocal)
 4.Gone To Earth (Instrumental)
 5.Secrets Of The Beehive

当時、すでにレコードで所有してるものもありましたが、
デヴィッド・シルヴィアンの、この充実した傑作群をどうしても手元に置いておきたい!
という、半ば自分のアイデンティティの存在証明とも言うべき決意から購入しました。
・・・おおげさですか(笑)

でも9800円という金額は、当時社会人になって間もない頃の、
自分の収入と照らし合わせると、今の19800円くらいの感覚ですよ。
それでも、このBoxCDは「買うべき!」と思いました。



フタを開けると・・・
wb箱中身
各CDの間に隙間を持たせた贅沢な作り。



各CDはこのBOX用のオリジナルデザインとなっています。
wb中身cd
アートワークは主に「Gone To Earth」も手がけた、
ラッセル・ミルズの作品を大竹伸郎がディレクションしたもの、と思います。
ケースにシルクスクリーンが施され、凝った作りになっています。



スペシャル・ブックレットが付いています。
wbb01.jpg


wbb02.jpg




デヴィッド・シルヴィアンはソロ活動において、
後期JAPANで開花した質の高さを継承させながらも、独自の世界観とアート志向を全面に押し出し、
「Brilliant trees」という傑作を生み出しました。
そしてアルバムを出すごとに、ますますその作品は深みを増し、
このBoxCDの中で最も新しい「Secrets Of The Beehive」(1987年)では、
この時期におけるひとつの頂点を極めます。


最高傑作の声も高い「Secrets Of The Beehive」。
ボクもいちばん好きなアルバムです。

レコード盤です。ジャケットも飾りたいくらい素晴らしいです。
sotb01.jpg


静かに、深く、無駄が無く、豊潤で、心地いい。
坂本龍一が全編にストリングス等のアレンジで加わっていますが、
実にさりげなく、デヴィッド・シルヴィアンの世界観を構築することに徹しています。
アルバムの統一感、緊張感という面でも最高傑作という気がいたします。

sotb02.jpg

ほんの少しひねったアコースティックなバックに、
デヴィッド・シルヴィアンの唯一無二なボーカルが響きます。
ボクは「Secrets Of The Beehive」で聴かせるこの「声」が好きです。
デヴィッド・シルヴィアンの「声」は特徴的なだけに、好き嫌いがあるとは思いますが、
このアルバムはそんな人でも納得させるような気もします。




アルバム冒頭の作品。 この短い曲中に、彼の叙情性、世界観を詰め込み、
見事なアルバムの「名刺」となっている気がします。
それにしても「いい声」ですねー。







Secrets of the Beehive
Secrets of the Beehive
posted with amazlet at 12.11.11
David Sylvian
Caroline (2006-04-07)
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コメント

  1. 風の靴 | URL | -

    無題

    持っていて正解ですね。
    これはファンなら大枚叩いても確保していて損はないのではないでしょうか。?
    このBOX CDは所謂80年代に於けるデヴィッド・シルヴィアンの集大成的アルバム群ですよね、彼の真骨頂と言いましょうか。アート性も充分です。

    「デヴィッド・シルヴィアンとはなんたるか」
    を凝縮したような作品集だと思います。
    私も欲しいです、でもなかなか手に入らないだろうな~(笑)
    一時期はかなり値が高騰しておりましたよね。
    (パッケージの使い込み具合が、愛着とノスタルジーを感じさせてまた素敵です)(笑)

  2. リニアモーターボーイ | URL | mggyZOgk

    アートと音楽の関係ってDavidに
    始まったわけではないのですが
    僕が思い起こすのはDavidだけです。
    曲はもちろんですが拘ったアートワーク等は
    本当の意味でのアーティストと呼べるでしょう。

    今回の記事で思い出しましたが
    現在、東京都現代美術館で「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」展を
    開催しています。アドバイザーはなんと坂本教授です。
    ご存知でしたらゴメンナサイ。来年の2/3まで開催されています。
    僕も家内と出かけようと思います。
    僕の家内は知り合う以前、女性漫画家のアシスタントを
    していたことがあり、絵画やアートに興味があります。

    YMOとJapan、僕は一生追いかけていくことでしょう。

    あっ、もちろんPerfumeさんもですよ。(怒られちゃいますね)

  3. 風の靴 | URL | -

    芸術

    知りませんでした。(笑)
    何と坂本教授が!?
    見たい!です。取って置きの情報を有難うございました。

    奥様は芸術に造詣のある、感受性豊かな素敵な方でいらっしゃる様ですね。
    ご夫婦で趣味が合うとは本当に羨ましい限りです。(笑)

    私も「アートと音楽ー新たな共感をもとめて」展、もうタイトルからしても興味があります、是非この機会に足を運んでみたいと思います。
    貴重な情報ありがとうございました。(微笑)

  4. ロボトリア | URL | -

    >風の靴さん

    コメントありがとうございます。

    個人的には、デヴィッド・シルヴィアンがいちばん充実してた時期の集大成のような気がします。
    自分が、感受性が強かった時期に聴いたせいもあるかもしれませんが・・・
    ですから、余計に買っておきたかったんですよねー(^^)

    >一時期はかなり値が高騰しておりましたよね。

    そうなんですか。こういうのは一期一会ですからね。

  5. ロボトリア | URL | -

    >リニアモーターボーイさん

    コメントありがとうございます。

    >現在、東京都現代美術館で「アートと音楽 - 新たな共感覚をもとめて」展を
    開催しています。

    おお、知りませんでした。非常に興味深いですね。
    ちと高尚な感じもしますが(;^_^ 行ってみたいです。

    >YMOとJapan、僕は一生追いかけていくことでしょう。
    >あっ、もちろんPerfumeさんもですよ。(怒られちゃいますね)

    ボクも同じようなスタンスですね。
    Perfumeさんは怒りませんよ(笑)
    年がら年中、PerfumePerfumeよりも、いろんなモノにアンテナを張って、
    行きつ戻りつ、みたいなスタンスでいた方が、新鮮な気持ちをキープできると思いますので。

  6. ロボトリア | URL | -

    >風の靴さん

    コメントありがとうございます。

    >見たい!です。取って置きの情報を有難うございました。

    情報を教えてくれたリニアモーターボーイさんに感謝ですね。
    ボクも記事を上げた甲斐がありました(笑)

  7. 風の靴 | URL | -

    無題

    ロボトリア様

    リニアモーターボーイ様の「アートと音楽―新たな共感覚をもとめて」展
    ロボトリア様のブログ繋がりで情報を頂きまして有難うございました。

    その事なのですが・・・・
    実を申しますと、リニアモーターボーイ様のコメントを拝見しまして、私の早とちりで、てっきり”ロボトリア様のコメント”(情報)と勘違いしてしまい(焦る)
    コメントを返し、情報を頂いてしまった次第であります。(汗 

    ロボトリア様そしてリニアモーターボーイ様

    お二人には大変失礼を致しました。(恐縮)
    しかし情報は、そのまま有難く頂戴させていただきたいと思います。(笑)

    風の靴拝



  8. ロボトリア | URL | -

    >風の靴さん

    コメントありがとうございます。

    コメントの文面から、もしや勘違いされてるかも、と思いました(^^)
    ですので、それとなくリニアモーターボーイさんからの情報であるとお伝えできれば、
    それでよしと思いました。

    勘違いは誰にもあることですので、どうかお気になさらず。
    ご丁寧にありがとうございます。
    デヴィッド・シルヴィアンさんのファンはやはり品がいいのですね(*^^*)

  9. リニアモーターボーイ | URL | Z/geisXc

    風の靴さん

    そんな間違い誰にでもありますよ~。
    ご丁寧にありがとうございます。
    また、家内をほめて下さってありがとうございます。
    すごく嬉しかったですよ。
    なんていっても、ゆかちゃんより好きなんですから。(笑)

    ロボトリア様

    この場をお借りして第三者さまにコメントした事と
    のろけた事をお詫びします。

    すみませんでした。

  10. 風の靴 | URL | -

    ロボトリア様、リニアモーターボーイ様

    ロボトリア様 

    もしかして・・・と思いましたが、お気使い有難うございました。(笑)
    お二人にその様におっしゃって頂き恐縮であります。

    リニアモーターボーイ様

    全然、全然、おのろけなどではございませんよ。(笑)
    私は微笑ましく、読ませて頂きましたが(失礼

    ロボトリア様―今後もブログの方には、度々お邪魔させて頂くと思いますが、懲りずににどうぞ宜しくお願い致します。(苦笑)
    並びにリニアモーターボーイ様―こんな私ではございますがどうぞ今後もお見知りおき頂ければ幸いに存じます。(笑)

  11. ロボトリア | URL | -

    >リニアモーターボーイさん

    コメントありがとうございます。

    >なんていっても、ゆかちゃんより好きなんですから。(笑)

    それは素晴らしい!遠くのなんとかより近くの奥様ですよ←
    いえいえ、謝る必要は全然ないですよ。ごちそうさまでした( ̄∇ ̄*)

  12. ロボトリア | URL | -

    >風の靴さん

    コメントありがとうございます。

    またまたご丁寧にすみません(笑)
    人が仲良くしている様を見てると、こちらも嬉しくなりますよね♪

    >ロボトリア様―今後もブログの方には、度々お邪魔させて頂くと思いますが、

    いえいえ、こちらこそよろしくです。
    過去記事を見ていただければわかると思いますが、
    一貫性に欠ける雑多なブログでございます。
    また気になる記事がありましたら、コメントいただければ嬉しいです(^^)

  13. チョービギナー | URL | h7JsBsjs

    スゴイ! WEATHERBOX、ちゃんと買っておかれてたんですね。

    んー。正直に告白すると、スルーしちゃったんですね。当時(笑)。
    でもこうして改めてアートワークを観てみると、いかにもラッセル・ミルズ、といったカンジの
    オンパレードで、90年ころ、東京でやってたラッセルとデイヴィットのインスタレーション展、
    みたいなヤツを観にいったことを思い出しました。(あの時買ったハズのカタログとかどうした:笑)
    ああ、このBOX SETやっぱ買っとけばよかったんかな。

    パッケージを見ていて、大竹伸郎のアートワークの教授の「Playing The Orchestra」を
    思い出しました。今そのCDを引っ張りだして聴いてます。とんだ飛び火だ(笑)。

    「Secrets Of The Beehive」は改めて聴いてみると、デイヴィッドと教授が対等の関係で創り上げた
    共作のようなカンジすらします。シンセの音色、ピアノのフレーズのあちこちに教授の色がある....。
    そうだ。いつかデイヴィッドと教授の二人での「UTAU」とかも観てみたい、とは思いませんか?
    その時はカーネーションの花はナシで行こうと思いますが(笑)。

    あー。ロボッチさん、エライ。この頃になると私は専らCDのみを買うようになっていたので、
    アナログ盤のアートワークを知らなかったんです。このアルバムに関しては、断然、アナログ盤の
    方がいいですね。この後、教授は活動の場をニューヨークに移すようになりますが、選んだ移籍先が
    「ヴァージン・レコード」というのも、こうしたデイヴィッドとの協働があったからかなあ、
    とも思ったりもします。

    私の持っている「Secrets Of The Beehive」のクレジットを見ていたら、プロデュース&エンジニアに
    「スティーブ・ナイ」の名前が。デイヴィッドのそれまでのアルバム全てのエンジニアも担当して
    ましたが、この人と言えばユキヒロの「ニウロマンティック」のロンドン録音のエンジニア、ですよ。
    あのアルバムの湿り気のある独特のドラムサウンドを創り上げた静かなる職人、というカンジの人。
    1982年だっけかな? ペンギンカフェ・オーケストラが来日公演した時に、ピアノ担当で、ベージュの
    スーツを着て、ニコニコしながら演奏していた姿が忘れられません。

  14. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    初期のデヴィッド・シルヴィアンのソロ活動の頃、ボクはまだCDを視聴する環境が
    整っておらず、レコードでしか持っていなかったのと、そのレコードもほとんどは、
    今の妻が購入したものでした。ですから音源は聴いていたのですが、
    ちゃんとモノとして手元に置いておきたかった、というのも購入した理由です。

    >ラッセルとデイヴィットのインスタレーション展、
    みたいなヤツを観にいったことを思い出しました。

    ボクも行きましたよ!あの頃すでにすれ違っていたかもしれませんねえ(笑)
    妻は会場でピーター・バラカンを見たと申しております(^^)
    パンフレットはウチもないですねー。買った記憶さえもw

    >デイヴィッドと教授が対等の関係で創り上げた
    共作のようなカンジすらします。

    コラボアルバムの話も幾度も出ていましたが、いまだに実現していませんね。
    しかし、おっしゃるようにこうして2人の共作ともいえる作品群はいくつもありますね。

    >いつかデイヴィッドと教授の二人での「UTAU」とかも観てみたい、とは思いませんか?

    是非観たいですねー。そんな夢のような企画、あるのでしょうか?(笑)

    >このアルバムに関しては、断然、アナログ盤の
    方がいいですね。

    先程も申しましたように、まだCD環境でなかったもので(;^_^
    しかし、このアートワークはレコードサイズならではですね。
    「Gone to earth」なんかもそうですね。
    レコード時代には所有するヨロコビがあったように思います。

    >この人と言えばユキヒロの「ニウロマンティック」のロンドン録音のエンジニア、ですよ。

    スティーブ・ナイ氏。「What Me Worry?」にもクレジットされてますね。
    あのアルバムでは、ドライでクリアな音を創り出す人という印象があります。
    艶のある粘っこい感じも特徴でしょうか。当時の音を語るのにかかせない人物ですね。



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