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Perfumeが持つアイドルとしての強み

2012年10月28日 21:49

Perfume musabi


Perfumeはアイドルかアーティストか。

幾度も語り尽くされてきた議論。
どちらかに決めつける必要は、どこにもないのですが、
この議論は、人をひきつける何かがあるように思えてなりません。

きっとこれは、Perfumeの魅力の特質を語る上で、
たいへん重要なファクターだからなのではないでしょうか。
言い換えればこれは、Perfumeをとりまくファンの間で、Perfumeにハマる過程で、
あるいは現在進行形で、多くのドラマを生み出している要因であるように思います。

今まで、あまり真剣に考えたこともないのですが、
ひとつの側面にすぎないかもしれませんが、
ボクなりに考えてみようと思います。




Perfumeは、
アイドル=(容姿や人柄等、作品表現以外の部分で魅力を発揮する人たち)
アーティスト=(容姿や人柄など関係なく、スキルと革新的な作品表現で魅了する人たち)
この両方を兼ね備えたユニットだということに、異を唱える人は少ないと思います。

ただ、アイドルとアーティストの比重配分が、人によってかなり異なります。
きっとその比重配分の違いが、多くの議論を呼び起こすのでしょう。


ボクのPerfumeとの出会いのきっかけは、
Perfumeをアイドルとは知らずに、「テクノポップユニット」というフレーズに惹かれて、
コンベスをいきなり買ったところからでした。

ですから、まずPerfumeの音楽や、PVや、ダンスパフォーマンスからハマっていきました。

そしてボクは今でも、Perfumeに対して、
かなりの比重でアーティスト成分を見出しています。
ですからPerfumeのことを「アイドルでしょ」と斬り捨ててしまう人のことを残念に思います。
(今はそのような人は少ないように思いますが・・・)

しかし、

もし、

もし仮に、Perfumeにアイドル成分が無かったとしたら、
ボクは果たしてここまでハマったでありましょうか?

答えはノーでしょう。

あのポリリズムでブレイクした2007年の狂騒。
ライブに行きたくてもチケット入手は困難を極め、行けなかった飢餓感。
あれはなんだったのか?

もし、アーティストとしてのPerfumeだけにハマったのなら、
「ま、いいや、その内ほとぼりが冷めるまで、CDやDVDで我慢しよう」
と、悠長に構えることが出来たはずです。
ところが当時のボクは、

「今!今のPerfumeがこの目で見たいんだよおおおおお!!!」

という焦りを強く持っていました。


当時、17〜18歳のPerfume。
ブレイクの過程で、日々刻々と変化してゆく容姿。
それには自信や、戸惑い、挑戦する心がにじみ出ていたように思えました。
若い女性の、最も輝ける瞬間を、
いま、まさに青春がはじけるその瞬間を、この目に刻みたいという欲求は、
アイドルを追いかける、まさにその感覚であった・・・

と、今、振り返るとそう思います。
「今、振り返ると」という言い方をしましたが、
それは当時、自分にはそうした意識が薄かったことを意味します。
それは考えてみるに、
Perfume側に、いわゆる“押しつけのアイドル性”が無かったからだと思うのです。

彼女達自身、当時「アイドルなんですか? アーティストなんですか?」
という質問に、
「アイドルと呼んでいただけるなら光栄です」と答えていました。


要するに、こちらが勝手にアイドルとしてのPerfumeを好きになったのです。
もし、Perfumeがもっと露骨に、アイドル然としていたら、
異性とのつきあいたい願望を満たす楽曲ばかりだったら、
扇情的な水着で少年誌の表紙をかざったり、写真集を出したりする存在だったら、
ボクは拒否反応を示したかもしれません。


それは自主的に組まれたPerfumeの成り立ち、
売れなかった下積みの経験、及び、グラビアはやらない、
ロックバンドのようにライブ中心に活動するという売り出し方に至る、
複雑な要素が絡むのですが、
結果的に“恣意的でない”からこそ、
素直に「好き」と言える土壌を育んできたと言えます。

それは、まったく誰も意図しない、偶然の結果なのですが、
だからこそ、これまでアイドルなんかにハマったことにない人たち、
様々な音楽的バックボーンを持った、たくさんの人がファンになり、
単なるアーティストのファンとは、まったく異なる次元の楽しさに目覚めてしまった・・・
のではないでしょうか。


ブログやツイッター等を見ると、
Perfumeを好きと思う人は、センスがいいなあ、といつも思います。
知的レベルの高い人も多いし、絵のうまい人も多いし、クリエイターのファンも多いですね。
そんな人たちは、同時にとても疑り深いです。
一筋縄ではいかない人たちです。
世の中の“恣意的なもの”に乗せられてたまるか、という反骨精神もあります。
また、反面、良いものに対しては、既成概念を持たず、
受け入れる姿勢も併せ持っています。


そういう人たちをも魅了してしまい、好きにさせてしまうPerfume。
“本当の意味でのアイドル性”とはそういったものではないでしょうか?

それこそが他のアーティストに見られないPerfumeの魅力であり、
特質であるような気がします。







QJ74.jpg






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コメント

  1. smile | URL | -

    見えていなかったアイドル性

    私は長い間CDやDVDで、時にはライブで
    パフォーマンスを楽しめたらそれで良い。
    いわゆるアーティストPerfumeのファンでした。
    元々アイドルには興味薄い方ですから
    3人のキャラとか容姿とかには
    さほど興味がなかったんですね~

    アイドルPerfumeの魅力に取り付かれたのはごく最近ですw
    私も一筋縄ではいかない人間なのでしょうか?
    元から大人な女性が好みなせいでしょうか?
    ただのボンクラなんでしょうか?
    今は夢中ですよほんと(笑)

    ”本当の意味でのアイドル性”
    なるほど~それに気付いちゃったんでしょうね(笑)
    ”アーティストとして好き”の上があるPerfume
    確かにそれは強みですね。すごく実感していますw

    少し話が変わりますが
    よく飲みにいくお店の女の子にPerfumeの印象を聞いてみると
    Perfumeはアイドルとゆうよりアーティスト。
    「真ん中の子痩せて綺麗になったね」だそうです(笑)

  2. runrun1006 | URL | v8QjPvAY

    Perfumeが

    アイドルという立ち位置に拒否反応を示すどころかむしろ光栄と言ってくれたお陰で、アイドルに対する私の偏見というか、曇った色眼鏡(それを偏見というのですね)が取り払われました。その結果、なんの抵抗もなくももクロを受け入れたのですが(笑)
    この話は、飲んだら一晩中でも語れそうなテーマですね。
    長くなるので、コメントしませんが・・・(逃げやがった)

  3. ロボトリア | URL | -

    >smileさん

    コメントありがとうございます。

    何かのきっかけで、3人の人間性に触れてしまうと単なるアーティストとは見れなく
    なってしまいますね。 ボクはラジオがひとつのきっかけでした。
    パンパカやマジカルを聴いて、3人のキャラクターの面白さや人柄の良さが
    よくわかりましたねー(^^)

    >よく飲みにいくお店の女の子にPerfumeの印象を聞いてみると
    Perfumeはアイドルとゆうよりアーティスト。

    もう、今は3人ともすっかり大人の女性ですからね。
    一般の人の印象も、かつてよりはアーティストよりに移ってきてると思います。

  4. ロボトリア | URL | -

    >runrun1006さん

    コメントありがとうございます。

    >曇った色眼鏡(それを偏見というのですね)が

    偏見があったのですね。意外でしたw

    >その結果、なんの抵抗もなくももクロを受け入れたのですが(笑)

    すべてはももクロに行き着くための過程に過ぎなかったわけですね、ナルホド!!
    うーん、でもPerfumeが偏見を取り除かなくても
    やはりももクロにはハマったのではないでしょうか?( ̄∇ ̄*)

    >この話は、飲んだら一晩中でも語れそうなテーマですね。

    そうなんです。結論を出す必要はないのですが、話題としてはすごく面白いですね♪
    また、語りましょう(^^)

  5. mtst | URL | WU..WH7.

    難しいですよね。

    答えは人それぞれですもんね。
    コメントを考えてましたが、やはり着地点が見つかりませんでした(笑)

  6. ロボトリア | URL | -

    >mtstさん

    コメントありがとうございます。

    そうですね。ボクも別の日に書けば、
    また違ったニュアンスの内容になったかもしれません。
    「Perfumeは唯一無二」と言ってしまえばそれまでですが、
    それでは身もフタもありませんので(;^_^

  7. | URL | -

    横槍ですが口パクどころか合成音声の段階で「外の人」は誰でもいいのでは?
    そもそも本人達が歌ってるかどうかすら怪しいですし

  8. ロボトリア | URL | -

    >名無しさん

    コメントありがとうございます。

    Perfumeはボカロではないですよ(^_^)
    本人達が歌ってなかったら、それはそれでビックリですね(笑)

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