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「Spring of Life」のPVは逆転の希望か

2012年04月04日 20:34

「Spring of Life」のPV。
衝撃的なラストシーンを巡って、
様々な解釈がなされて盛り上がっているようですね。

制作サイドにしてみれば、それだけで「してやったり」ではないでしょうか(笑)
Perfumeの3人も、したたかにファンの反応を楽しんでいるのではないかと想像します。
またそうあってほしいと思います。

観る側には作品を自由に解釈する権利があり、
また、それこそが芸術であるという前提に立って、
ボクも個人的な感想を書いてみたいと思います。

以下、PVに関してのネタバレとなりますので、発売まで知りたくない方はご遠慮ください。

でもって、長いです(笑)




のっちがあ~ちゃんの背中のプラグを抜き、3人がフリーズし、
画面が暗転してしまうという衝撃のラストシーンの第一印象は、

「えー、消えちゃうの? 寂しい! うわ、終わっちゃったよ…orz」

というものでした。

明るいPerfume。楽しいPerfume。可愛いPerfume路線を突き進んできた昨今。
勝手にハッピーエンドで終わるものだと予想していたので、
意表を突かれ、とても驚きました。

このボクの「ハッピーエンドで終わるだろう」という予想ですが、
「どうせハッピーエンドなんでしょ?」というニュアンスを含んでいた事を告白します。
つまり、出来れば単純なハッピーエンドで終わってほしくなかったということです。


今回のPVの薄暗いブルーグレーの色調と、無表情なアンドロイドPerfumeは、
「Spring of Life」の持つ、カラフルで弾けるような明るい曲調と、
なんともミスマッチに感じていました。
そして、その「ズレ」こそが表現であり、予測不能の面白味を生むのでしょう。
間奏の攻撃的なサウンドと相まって、久々にクールにカッコよく攻めてくるPerfumeに、
ワクワクしていました。いえ、しています。

SoLカット


ボクは、あの「終わり」を暗示させる、エッジの効いたラストシーンは、
この攻撃的なPVのラストを飾るに相応しいものであると思います。


「いやいや、何表層的に見てんの? これはハッピーエンドだよ。
Perfumeが終わるわけないじゃん!」


これまでのPerfumeの言動、彼女たちの愛すべきキャラクターに深く接してきたファンによる、
そういう解釈も、もちろんありです。
深く愛するがゆえにハッピーエンドを信じたいという気持ちも理解できます。
繰り返しますが、観る側には作品を自由に解釈する権利があるのですから。

ただ、どのように解釈をしても、実際のPerfumeが現在只今を持って終わるわけではありません。
これはPerfumeが発信した、あくまで創作物です。
そこのところは混同してはならないと思います。
でないと、表現の幅がおそろしく狭まってしまうからです。

先日の記事でも書きましたが、
ボクはPerfumeが「作品として発信する」エッジの効いたダークサイドも見てみたい。
個人的にそう思っています。
これほどの逸材です。何物にもとらわれず、
自由に表現者としての沃野を歩んでほしいのです。


で、ボクの感想に戻りますが、
「寂しくて切ない」と同時に、「怖い」とも思いました。
なにせ笑顔のまま暗転してしまうのですから。
希望を持って、よかれと思って背中のプラグを抜いたのに・・・
本人たちにはフリーズしたという、自覚すらないのかもしれません。

これは怖い。

背筋も凍る怖さだと思いました。
また恐ろしくリアルだな、とも・・・

ボクたちはすでに知っているはずです。
物事には、必ず終わりが訪れることを。
それは前ぶれもなく、突然やってくるものだということを。
普段は目を背け、耳を塞ぎ、口をつぐんでいるこの厳然たる事実。
そのことを、あのシーンを見て思い出さずにいられません。

と、つい悲観的になってしまいますが・・・


でも・・・



終わりがあるからこそ、全ては輝くのではないでしょうか。



かつて「銀河鉄道999」の星野鉄郎は“永遠の命”を求め、
機械の体を手に入れるべく旅に出ました。
しかし様々な経験を経て、旅の最後に鉄郎は気づきました。
有限だからこそ命は尊い。
限りがあるからこそ、人は生命の炎を燃やすのではないかと・・・

アンドロイドのPerfumeはなぜ人間になりたかったのでしょうか?
人間には夢も、恋も、愛もありますが、絶望もあります。
様々な不条理を受け入れつつ、それでも生きる理由とは何か。
夢や希望を胸に秘めつつ、現実に打ちのめされながら、答えのない旅を続ける。
人間になるとはそういうことである・・・

そんな覚悟を、あのPVはやんわりと、ボクたちに問うているのではないか。

またその覚悟を、ボクたちの目線に立って、もしPerfumeが共有してくれるのなら、
こんな心強いことはない!

ボクはそう解釈しました。


そういう意味において、あのラストシーンの後、
人間として再生するというストーリーはあるのかもしれませんね(^^)


今から5年ほど前にPerfumeを初めて知った時、
まだPerfumeというものをよく知らなかった時、
エレクトロ・ワールドのPVを観て、ボクは衝撃を受けました。
「なんてカッコイイ曲! すばらしいPV!
え? 砕けて消えちゃうの? なんで? でもカッコイイ!!!」
と思いました。


同じように、
これから全世界に向けて、初めてPerfumeを見る人たちにも衝撃を与え、
その口を、思い切りあんぐりさせてほしい。
そう思うのです。





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コメント

  1. koh | URL | -

    最初あのPVを見た時、アルバム「JPN」の血の通ったカワイイ路線から
    無機質なエレクトリック路線に変更して今後は売り出したいのかな?と思いました。

    PVの終盤、笑顔でネイルを塗ったりしているのは前回までの路線。
    それがぷっつりと途切れて暗転する…その先は誰にも分からない。
    人間として再生するのかもしれない。
    または、そこで終わってしまうのかもしれない。
    それは今後の彼女たちの活躍次第。

    ですから、あれは終わりではなく始まりだと思うんです。

  2. shirakata | URL | sM/y3BmM

    感動して・・・

    何かコメントを残したいんですけど、言葉が上手く出てきません。

    「終わりがあるからこそ、全ては輝く・・・」

    決め台詞がカッコいいです。カッコ良すぎて泣けてきました。
    インテリブログのお手本のような素晴らしい記事をありがとうございました。

    真面目なコメントですみません。

  3. チョービギナー | URL | h7JsBsjs

    待ってました! ロボッチ様!! 素晴らしい「ゲージツ論」

    こおゆう記事を心待ちにしておりました。さすが! これは「テクノの庭」でしか味わえない
    ココん家ならではのモノ。

    >観る側には作品を自由に解釈する権利があり、
    >また、それこそが芸術であるという前提に立って...

    頼もしい。そうですよね。何か誰かにそう言って欲しかったのかな。
    今回のSoLのPVフルが瞬間的に見られたあとの「悲しい、切ない、曲の詩の世界にそぐわない」
    という方の感想と、自分が抱いた感想にうまく説明のできない差異を感じていました。
    PVの映像に対して、意味や示唆しているメッセージを明らかにしてゆかなければならないのかな、
    それを読み解いてゆかなくてはいけないのかな、解釈しなければいけないのかな、というのが
    その説明しづらいモヤモヤの元、だった気がします。
    映像を映像の美しさでのみとらえてはいけないのかな、という気分もあります。

    >今回のPVの薄暗いブルーグレーの色調と、無表情なアンドロイドPerfumeは、
    >「Spring of Life」の持つ、カラフルで弾けるような明るい曲調と、
    >なんともミスマッチに感じていました。そして、その「ズレ」こそが表現であり、
    >予測不能の面白味を生むのでしょう。

    ハイ!ハイ!ハイ!ハイ! そうなんです。自分が言語化できなかった
    モヤモヤしたものの正体! ソレです(笑)。
    今回のPVの最大の特徴。いわく説明のしづらい違和感や不安を抱かせる独特の映像美。
    その微妙な不安定さ、アンバランスぶりを私は美しいと感じ、そういう後味の作品を
    あえてPVというパッケージのラストに持ってきた製作陣、それにGOサインを出した
    チームPerfumeの「攻めてるカンジ」がとても良いな、と思えたのでした。
    何もCDという商品のプロモートを目的とした映像に、不安や違和感を残すモノを
    作ることはないだろう、というご意見もあるのは想像できます。
    でもそういった要素をいつも排除をしていて表現行為、としての面白さや
    奥行きは広がってゆくのかな、とも同時に感じました。

    何が表現されているか、というより、どう表現されているのか、ということ。
    私が心を惹かれるものはいつもそんな風に見ているモノの中にあるような
    気がするのです。
    そうだ。つまりこれは「ゲージツ」をどう考えるか、どう接するのか、という話。
    私はロボッチ様が提示された「ゲージツ論」に喜んで一票! を投じたいのであります。

    これから世界を視野に入れた活動を本格化させるPerfume。その口火を切るシングルのPVの映像が
    こうした世界観で作り上げられた、ということ。それは今後の彼女たちの活動を考える時、
    むしろ新しいスタート、明るい前途を予感させてくれるものとして、大いに歓迎してやりたいのです。
    一つ一つ、新たな表現手法をモノにしてレンジの広い創作活動を続けて欲しい。

    そもそも私がPerfumeにシビレた最初のキッカケは既存のアイドル、J-POPの枠をハゲしく
    逸脱したその独特の音楽にありました。「殻」を打ち破ること。「攻める」ということ。
    これからもそういったチームPerfumeのアグレッシブな姿勢を私たちも求め続けてゆきたいと思うのです。

  4. Perfume好きなJ-POP世代 | URL | sU38YqSM

    色々と思うことがあります

    今回のPVは久しぶりの綿密なストーリー構成で、とてもメッセージ性の強いものに感じさせられます。まだこれから自分のところでも取り上げようと思うので、あまり多くは書けませんが、また新たなPerfumeが見られそう、この1点に尽きると思います。

    確かにあの終わり方によって、プロセスが際立ちますよね。

    でもなんかアンドロイドというか、Perfumeの3人なので(←ナニイッテンダ)、とても演技上手くなったな、と変に感心してしまいました。
    楽曲の盛り上がりと共に、変化していく3人の表情。
    あの最後の終わり方、あの一瞬の無に切なさを覚えるんでしょうか。

    PVはカッコイイですよね。でもなんか一つ気にかかることがあるんですよ。
    PerfumeのPVらしくないんですよね。妙にスッキリしてしまっている感じがします。『手作り感』がないということなのでしょうか。もちろん監督さんの違いもありますが、う~ん、何がもやっとさせるのでしょうか、わかりません(笑)
    教えてください、ロボッチ先生!

  5. RM-2 | URL | EIARM17s

    Do Androids Dream of Electric Sheep?

    エレワのPVもSF的な世界観で構築されていましたが、細かいストーリーよりもイメージ優先で、見る人が「絵」の中で 自由にイマジネーションを遊ばせられるタイプの作り方でしたよね。
    それに対して、SoLのPVはSFの短編映画を見たような仕上がりです。 ちょっとダークな部分もあって。
     
    プラグをはずして勝手に外に出ちゃったアンドロイドに対しては、多くのSF作品が 暗い結末 を用意しているのが常で、私の中でそれがスリコミになっているからか、あのまま外に出なくて良かったと思ってしまいましたよ。
    たしかにCMでの明るいイメージの方がこの曲調にはマッチしているかもしれませんが、私も(チョービギナーさんと同じく) あえて “「攻めてるカンジ」がとても良いな ” と思いました。

    それと、視点を変えると・・自分たちへ向けたアイロニカルな意味もあるような・・
    Perfumeのライブは計算され尽くされていて、サウンドと映像(CG)とダンスとが完全にシンクロして成り立つパフォーマンスアートです。あの緊張感と独特な盛上りを影で支えている道具は「コンピューター」であり、それを動かすのは「電気」です。人為的なオペレートミスも含めて考えたら・・ 
    フォークギター1本で成り立つ類いのライブと比べたら、あの最高にカッコいいライブ空間の仕掛けが精密なほど、リスクと隣り合わせに思え、そこがSoL PVのラストと重なってちょっとコワい感じがしました。

    実際は (人間の)Perfumeにはトークスキルがハンパない人がいるので曲が止まっても大丈夫そうです(笑)
              (※広島2日目でプチ体験済)

  6. みふぃお | URL | -

    つい見てしまいました…

    フル公開していたんですね。
    こちらの記事を読んでから、何とか探して見ることが出来ました。
    発売まで待とうかと一瞬迷ったのですが、我慢出来ませんでした (^_^;)
    朝から仕事そっちのけで何回も見ています。
    いろいろ考えるところはありますが、うまく書けないのそうにないです。
    とりあえず…誰かもう一回あ~ちゃんにプラグ差し込んでーー!!

  7. Solaris | URL | -

    放浪のコメンテーターSolarisです。

    自由に解釈する権利として

    これ、社会風刺じゃないですか。
    一年前に、たしかロボさんが熱く語っていた原発の風刺かと思います。

  8. ロボトリア | URL | -

    >kohさん

    コメントありがとうございます。

    ネイルや電話など、今までのカワイイ路線のアイテムを
    そのまま持って来ているところも面白いですね。

    たしかに始まりの予感も大いにいたします。
    実は続きの映像があったりして。。。

  9. ロボトリア | URL | -

    >shirakataさん

    コメントありがとうございます。

    共感してもらえるかどうか、わからなかったんですけど、
    自分なりの思いを必死に書いてみました。
    ですのでそのように言っていただけると、とても嬉しいです!

    インテリブログの称号はshirakataさんにお譲りします(笑)
    ボクは似非インテリですので(笑)

    あと、真面目なコメントで全然かまわないです(笑)

  10. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    >映像を映像の美しさでのみとらえてはいけないのかな、という気分もあります。

    もう、見たまんま楽しむというのが、正解だと思いますね。
    ポップスのMVなんですから。感性で見るものだと思います。
    うだうだ理屈を言って申し訳ございません(笑)

    >何もCDという商品のプロモートを目的とした映像に、不安や違和感を残すモノを
    作ることはないだろう、というご意見もあるのは想像できます。

    そこですね。物議を醸し出しているのは(笑)
    ボクもチョーさんと同様に、表現の可能性を排除していく方向には
    なってほしくないなと思いました。

    >そうだ。つまりこれは「ゲージツ」をどう考えるか、どう接するのか、という話。
    私はロボッチ様が提示された「ゲージツ論」に喜んで一票! を投じたいのであります。

    共感ありがとうございます! チョーさんに言っていただけると大変心強いです。
    ボクの解釈はボクの勝手な妄想ですが、ゲージツを楽しむとはそういう事かと思います。
    って、「ゲージツ」ってクマさん?(笑)

    >そもそも私がPerfumeにシビレた最初のキッカケは既存のアイドル、J-POPの枠をハゲしく
    逸脱したその独特の音楽にありました。「殻」を打ち破ること。「攻める」ということ。

    そうですよね! 得体の知れない違和感や意外性、ミスマッチ感が大きな魅力だったりします。
    ボクもそんなPerfumeが好きです。

  11. ロボトリア | URL | -

    >Perfume好きなJ-POP世代さん

    コメントありがとうございます。

    >楽曲の盛り上がりと共に、変化していく3人の表情。
    あの最後の終わり方、あの一瞬の無に切なさを覚えるんでしょうか。

    そうですね。思いきり盛り上がっての、あのシーンですからね。びっくりしますね。

    >PVはカッコイイですよね。でもなんか一つ気にかかることがあるんですよ。
    PerfumeのPVらしくないんですよね。妙にスッキリしてしまっている感じがします。『手作り感』がないということなのでしょうか。もちろん監督さんの違いもありますが、う~ん、何がもやっとさせるのでしょうか、わかりません(笑)
    教えてください、ロボッチ先生!

    先生ではありませんが(笑)
    うーん、もしかすると、予算も豊富にかけられるようになって、映像の質も増して、
    上質であるが故に、「つるん」とした印象になっているのかもしれないですね。
    制約が多いほど、『手作り感』が出て、いいものが出来ることもありますから・・・
    これはもしかすると、今後のPerfumeの課題になるかもしれないですね。
    的はずれでしたら、すみません。

  12. ロボトリア | URL | -

    >RM-2さん

    コメントありがとうございます。

    たしかにエレワに比べると、ストーリーが具体的ですね。
    映像もリアルですし、見た人がこれまで見てきたSF映画にあてはめてしまう可能性もありそうです。

    >フォークギター1本で成り立つ類いのライブと比べたら、あの最高にカッコいいライブ空間の仕掛けが精密なほど、リスクと隣り合わせに思え、そこがSoL PVのラストと重なってちょっとコワい感じがしました。

    なんだか昔のYMOのステージのリスクを思い出しますね。
    停電がいちばん恐ろしいという(笑)
    でも彼らは卓越した演奏技術がありますし、たとえクリック音が途絶えても、
    ユキヒロさんは正確なリズムを叩き出しました。

    Perfumeもおっしゃるようにトークスキルがハンパないですし、
    ダンスは身体ひとつで行う、フィジカルなものですし、
    なんならアカペラでも勝負できる歌声も持ってますからね。

    ああ、なんだか希望が見えてきました。ありがとうございます!

  13. ロボトリア | URL | -

    >みふぃおさん

    コメントありがとうございます。

    フル見つけてしまいましたか。見つけたら見ちゃいますよね(笑)

    でも、ほんとにフルなのかな?という気もしています。

    発売されたらもう一度、ちゃんと見たいですね。

  14. ロボトリア | URL | -

    >Solarisさん

    コメントありがとうございます。

    一年前から読んでいてくださったのですか?!
    ありがとうございます。

    原発の風刺については、思い至りませんでしたが、
    3.11後の死生観の反映については、個人的に大いに感じているところです。
    記事では具体的に触れませんでしたが、そのことも意識して書いたつもりです。

    もし、原発に絡めて考えるとしたら、、そうですね、、
    無自覚に原発の起こす電力に頼り過ぎていた事への警告でしょうか。
    だとしたら、きっとまったく新しい概念のプラグが出て来て、接続し直し、
    以前よりも輝かしい「人生の春」を噛みしめていく展開ですね(^^)

  15. kazz | URL | -

    次のシングルで再起動するでしょう(笑)

    RM-2さんにレスタイトル先取りされて非常に悔しい(笑)

    私はこれは「異化作用」ではないかと思います。
    眩い詞に科学の希望と誤謬を同時に描いたようなPVを付けるとはさすがです。

    ダークサイドを描くことは時に必然であって、当然ダークサイドを求めるためであるはずなどなく、
    希望を希求する強い反語的表現と見るべきでしょう(←すっごい薄っぺらな言い方ですけど)。

    それにしても人間:Perfumeがアンドロイドを演じるというのは
    ある意味「逆:不気味の谷」現象なんでしょうか(笑)
    youtubeのコメントにもそんなのがありましたね。

    なんかこのPerfume特有の現象も思索を巡らせて掘り下げると面白そうな気がします。

  16. Perfume好きなJ-POP世代 | URL | .lrEKno.

    スッキリしました(笑)

    おそらくロボトリアさんの仰るとおりです。
    抽象的な質問に答えていただきありがとうございます。

    やっぱり、PerfumeのPVを撮る際の機具のレベルが上がった分、多少昔のPVのイメージと乖離しているんでしょうか。もっと3人のひしひしと迫り来る、そんなアナログなPVで個人的には充分満足してしまっていましたから。

    今回のPVは本当によく出来ています。それは確実なはずです。Perfumeにとってもいまこうやって満足のいく作品が出来ている今、そんな喜びを自分ももっと享受すべきなのかもしれません。

  17. ロボトリア | URL | -

    >kazzさん

    コメントありがとうございます。

    人間そっくりのアンドロイドというと、
    どうしたってレプリカントを連想しちゃいますね(^^)
    と、同時に切なさもわき上がるわけで・・・

    >ダークサイドを描くことは時に必然であって、当然ダークサイドを求めるためであるはずなどなく、
    希望を希求する強い反語的表現と見るべきでしょう(←すっごい薄っぺらな言い方ですけど)。

    おお、激しく同意です! それが言いたかったんですよ!(と、乗っかる)
    ボク自身はダークサイドを提示されて、希望を見出すタイプなんですよ。
    明るい表現だと、逆に落ち込みます。(単なるアマノジャクだろっ)

    >なんかこのPerfume特有の現象も思索を巡らせて掘り下げると面白そうな気がします。

    kazzさんの言う「異化作用」を感じさせるPVだからこそ、
    いろんな解釈が出来て楽しいんでしょうね。
    それがPerfumeであれば尚更なのでしょう(^^)

  18. ロボトリア | URL | -

    >Perfume好きなJ-POP世代さん

    コメントありがとうございます。

    あんな答えで良かったですか。ホッとしました(笑)
    アナログな手作り感では、関さんがとても巧みでしたね。
    Perfumeとも、あうんの呼吸で現場の暖かさも伝わってきたように思います。

    同時に、これから新しいものに挑戦していくPerfumeも楽しんでいきたいですね。

  19. ヤジオショー | URL | -

    まさに、エンターテイメントですよ

    色々と界隈で大騒ぎになっているPVですが、昨日偶然ほぼFULLだろうと思える動画に当たりまして、「えっ、ここで終わり?」というのが第一印象です。
    確かに「恋することを覚えたアンドロイドが自らプラグを抜いてALLOFF」は切ない・哀しい(ましてやPerfumeですからね)気持ちになるのは解ります。

    でも、ロボトリアさん書かれているように実際の彼女たちが終わるわけではないし、解釈は自由、さらに色々な人が自分なりに解釈できるような楽曲・歌詞・PVを提供してくれるPerfumeはものすごいと思いますよ。

    「終わりは突然やってくる」その通りですね、それを暗示しているのかもしれませんが、私の解釈は「始めるための終わり」しかし、次回作のPVで再起動とは考えずに、世界進出のプロローグとしての終わりなんではないかと、
    演出的に考えるなら海外ライブのオープニングでこのPVを流してPVエンディングと同時にスクリーンを引き落として、再起動直前の生身(っていうのも変だけど)の3人が舞台に立っていて、そこから始まる、というのもアリかな、と考えました。

    すべてのモノに始まりがあって終わりがある、のは人間ならなおさらです。
    だけど、「どうせ死んじゃうんだから何をしてもムダ」とニヒリズムに浸って動かないのはもったいないし、楽しくありませんよね。
    いつかは、人生のおしまいがくるのなら、努力も苦しみも含めて楽しんじゃおう、というプロセスを楽しむことが大事だと思うのです。

    私はいつ頃からか「物事はなるようにしかならない、努力は必ず報われるとは限らない」と一種の諦観のような考えを持つようになりました。
    でも、「どうせ結果はわかっていたとしても、その間ジタバタするのも面白いんじゃないか」と思うことでプロセスを楽しむのもありだと思うようになりました。

    希に見る逸材であるPerfume、その振り幅もあらゆるギャップも最高の彼女たち、そんなアーティストにリアルタイムでつきあえるなんて、ジタバタのしがいがあるというもんです(笑)
    今回のPVが現実を直視させる暗喩だとしたら、現実を理解しつつもやがて来る終わりのために、この哲学的でいくらでも妄想ができるアーティスト(チーム)とおもいっきりジタバタを楽しもうじゃありませんか!

    と言うのが私の思ったことでした。

    また、なんか主旨と外れてしまったような……  長駄文失礼しましたm(_ _)m

  20. ロボトリア | URL | -

    >ヤジオショーさん

    コメントありがとうございます。

    ボクを含め、たくさんのオジさんにこれだけの長文を書かせてしまう存在は、やはりスゴいですよね。

    >演出的に考えるなら海外ライブのオープニングでこのPVを流してPVエンディングと同時にスクリーンを引き落として、再起動直前の生身(っていうのも変だけど)の3人が舞台に立っていて、そこから始まる、というのもアリかな、と考えました。

    その演出すばらしいです。
    なるほどそういう使い方もありますよね。
    無数のコードに繋がれた生気のない3人が登場し、コードを自ら引きちぎって、
    激しいダンスの曲から始まる、なんてのもいいかなと思いました。

    >いつかは、人生のおしまいがくるのなら、努力も苦しみも含めて楽しんじゃおう、というプロセスを楽しむことが大事だと思うのです。

    おっしゃる通りです。歳を重ねると、どうしても「どうせ~」という発想になりがちですね。
    ボクももっとジタバタして、いい意味でカッコ悪い大人になりたいです。

    >また、なんか主旨と外れてしまったような……

    とんでもない! ボクの趣旨をうまくまとめてくださったヤジオショーさん、
    さすがだと思いました。さすが年の功ですね(失礼しました:笑)。

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