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YMO/Perfume/WORLD ORDER

2011年12月19日 21:09

WORLD ORDERにハマって、ガツンとやられて、
自分の趣味趣向というものが、
あらためてハッキリと見えてきたような気がしています。


WORLD ORDERを好きな理由を挙げてみます。
1. 洗練されたテクノミュージック
2. 機械的詩情に乗せた真摯なメッセージ
3. ユーモアと芸術性を両立させたユニークな身体表現
4. シニカルな逆説的アプローチ
5. しっかりとしたスキルに裏打ちされた安定感
6. 誰もやらなかったオリジナリティ
7. 年齢、国境を超えて伝わるエンターテインメント性


これらについては、Perfumeにも当てはまる項目が多いことに気がつきます。
Perfumeの場合はこの他に「可愛さ」「人柄」「物語性」「ボンクラ」などが加わり、
重層的な構造を成しているのも特徴で、人によってどの要素に惹かれるのかは、様々です。

ボクの場合は、Perfumeに関しても、やはり上に挙げた1~7の部分に最も心動かされます。
ですから、もしかすると他の人よりも、メンバーの個々のパーソナリティにスポットを当てた、
「アイドル性」の部分には興味が薄いのかもしれません。
ただ、その辺は決して切り離して見れるものではなく、ライブ等ではジェニーコールも含め、
いつの間にか「アイドルPerfume」のペースに持ち込まれている自分がいるのも事実です(笑)


WORLD ORDERに話を戻しまして。

十代の頃YMOの洗礼を受け、YMOによって物事の価値観を形成づけられたボクとしては、
特に6や7の項目、世界に通用するコンテンツというものに、強く惹かれるのです。


YMO後ろ姿


須藤元気氏は、始めから世界で勝負することを念頭においています。
WORLD ORDERのサラリーマンの格好で、無表情でのパフォーマンスというのは、
海外から見た日本人の少し歪んだイメージを逆手にとったものです。

これはかつて人民服を着て、いきなり世界に出て行ったYMOの発想と同じであり、
須藤氏はインタビューで、YMOの名を挙げてはっきりと影響を語っています。




「言っちゃうと恥ずかしいんですが、YMO以来彼らのような存在っていないですもんね。そのポジションをとれるんじゃないかなって。あの人達のMVもちょっと変じゃないですか?あのアプローチだなって。 」

「ハリウッド映画の日本の描写ってちょっとおかしいじゃないですか?日本だか中国だか韓国なのかって。それを逆手に取ってわざとちょっとおかしい日本人、システマチックな歩き方でスーツ。それを見たら外人が「あ、ジャパニーズだ!」って、彼らの中での日本人のイメージするところを狙っています。」


YMO名刺交換


ボクよりも10歳以上も年下の須藤氏が、これほどYMOを意識していたことは驚きでした。
YMO絶頂期の頃、須藤氏は2~3歳だったはずです。
後からその影響力を見聞きしたのでしょうが、こうしたYMO的な発想で、
世界へのアプローチを考えている人が出て来たことは、なんとも嬉しいものです。
しかし、これを今の時代にそのまま実行しても成功するとは限りません。

ただ、須藤氏はやはり頭のいい人です。変幻自在のトリックスターです。
そういった表面的な模倣にとどまることはないでしょう。



「自分のエゴや我を出して「どうでしょうか」っていうのが自己表現ですが、あえてエゴや我を出さない自己表現を目指しているんです。よく言っているのが”真空状態”をつくる、本当はもっと踊りたいんだけど我慢する、クッとひいて出来たこのスペースに人が「なんだこれ?」って惹き込まれる。格闘技でいう「後の戦」ですね。実際に僕らが日本のダンスグループのような踊りをしても受けないなっておもうし、技術的にも黒人のダンサーとかに本気で踊られちゃうと勝てないですよね。日本という文化を活かしていく事、ガラパゴス的に日本を表現していけば、逆に海外では新鮮に感じてくれるんじゃないかという気がしてます。」




うーん、深いです・・・
これからのWORLD ORDERの活躍に期待せずにはいられません!




上記のインタビューはこちらから抜粋しています。
須藤元気によるダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」とは?
ダンス、メカトロニック・スタイルMVに迫る!






WORLD ORDER
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コメント

  1. ヤマオ・タカナ | URL | lXrMJupA

    この間は

    コメントありがとうございました!

    私も最近テレビで見て以来WORLD ORDERが気になっています。
    まさかあの須藤さんがと思ってビックリしました(笑)
    スーツ姿でパフォーマンスをする姿が何とも不思議です。

    ロボトリア様のブログに書いてあるのを見て
    WORLD ORDERがますます気になりました(^^)

    なんだか変なコメントですみません(汗

    ではでは。

  2. ロボトリア | URL | -

    >ヤマオ・タカナさん

    コメントありがとうございます。

    ようこそいらっしゃいました(^^)
    いやー、若い人でYMOファンの人を見ると嬉しくなっちゃうんですよー。
    それでコメントさせていただきました。

    おー、WORLD ORDERテレビでご覧になりましたか!
    テクノ好きなら反応しちゃいますよねー。
    You Tubeでいろいろ見てみてくださいな(^^)

    また、遊びに来てくださいね♪

  3. チョービギナー | URL | h7JsBsjs

    まさに21世紀型「Japanese Gentleman, Stand Up Please!」

    待ちに待った「WORLD ORDER」のCDとDVDを一通り楽しんでみて。
    やっぱり元気サンをフロントにしたメンバーのビジュアル、そしてあのパフォーマンスは圧倒的でしたね。
    勿論CD単体の音も全くの私好み。それにあの「身体性」がプラスされることのキョーレツなインパクト!

    >言っちゃうと恥ずかしいんですが、YMO以来彼らのような存在っていないですもんね。
    >そのポジションをとれるんじゃないかなって

    >あえてエゴや我を出さない自己表現を目指している。本当はもっと踊りたいんだけど我慢する、
    >クッとひいて出来たこのスペースに人が「なんだこれ?」って惹き込まれる。

    なんて戦略的なんだろ。元気サンのまるで思うツボでハマってるじゃあないか(笑)。
    でももともと格闘家だった彼なら「戦略」を立てることは必然のことだし。
    その解りやすすぎなくらいの明快さも気持ちいい。
    ジャパニーズ・ビジネスマン、という硬質なイメージと、ダンスというフィジカルなものの対比。
    言わずもがな、で私なぞは80年のワールドツアーでアメリカに行った時の、「SOUL TRAIN」に
    出演し、「TIGHTEN UP」を演奏した時、当時のYMOのマネージャー伊藤サンがスーツ姿で
    聴衆の中で踊り狂う姿がステージのYMOを喰ってしまった、というあのエピソードを
    思い出しますし(笑)。

    アルバムを通して聴いてると今度の「MACHINE CIVILIZATION」がいかに突き抜けた傑作かが
    よく解ります。ロボッチさんもおっしゃってましたが、
    「アンドロイドは電気おねいちゃんとの合コンを夢見るか」的な「BOY MEETS GIRL」、
    結構好きだったりします(笑)。

  4. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    SOUL TRAIN! ボクもリアルタイムで見てました~。
    当時は幸宏さんがインタビューに英語で受け応えをしてるのを見て、スゲーと思いました(笑)
    あと、「TIGHTEN UP」の良さが当時今ひとつ分かってなくて、RYDEENとかやってほしかったなー
    とか思いました。でもあれがきっかけで、HIP HOPへの影響を及ぼした面がありますよねー。

    戦略を綿密に立てても、思わぬところに影響が波及したり、そんな意外性もまた面白いですね。

    「MACHINE CIVILIZATION」は今のところベストですね。
    なので2ndアルバムを楽しみにしています(^^)

    「BOY MEETS GIRL」のような、とぼけた笑いの要素があるところもグッドです!

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