--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

YUKI tour“MEGAPHONIC”2011

2011年11月03日 14:55

♪世界中をひとっとび くじらの背の向こうに


ということで、昨日11/2はYUKIのコンサートツアーを見に横浜アリーナへ。

YUKI横アリ

以下、コンサートの内容に触れている箇所があるので、これから行く人で、
楽しみにしている人は読まない方がいいかもしれません。



昔からのYUKIファンの人には、それぞれ思い入れのあるアルバムがあると思う。
でもボクは、最初に見たモノを親と認識するアヒルのように、
最新アルバム『MEGAPHONIC』が好きであり、
いくつか他のアルバムを聴いた今でもそう思っている。
だから『MEGAPHONIC』を引っさげて行われた今回のツアーにギリギリセーフで
滑り込めたことはとてもラッキーだった。

客層はやはり女子が圧倒的。男がいるとすればそれはカップル。カップルだらけ。
男の単独参戦はやはり少ないようだ。
ましてやボクのようなおっさんの単独参戦者は、探したわけではないが
見つけることは出来なかった。でも、そんなことは関係ないのだ。
いいものは、いい。見なければ人生損をする。
そして、今回のライブはその期待に見事に応えてくれるものだった。


席は西スタンドの最上階。後ろは壁であった。
しかし見晴らしはよく、遮られるストレスは感じないし、
むしろ後ろに人がいないので気兼ねなく楽しめた。

ライブが始まる。

客電が消え、心臓の鼓動のような地鳴りのSE。
大きなスクリーンには『MEGAPHONIC』のジャケットの花火の映像。
YUKIがスローモーションで舞っている。
どんなライブでもオープニングはゾクゾクする。
これだけで元を取った気になる。
やがて本物のYUKIがステージに現れ、冒頭の、

♪世界中をひとっとび くじらの背の向こうに

と、「Hello!」の一節を大胆にアレンジを施し、高らかに歌い上げた。

YUKIの歌声は最上階のボクの席まで十二分に届いて来た。
音量のことではない。
魂の歌声のことである。

この「Hello!」という曲はMIKIKO先生の振り付けのPVで話題になり、
ボクがYUKIを知るひとつのきっかけにもなった曲だが、
楽曲自体は地味な印象を持った。
最初は・・・
しかしアルバムを聴き込む内にどんどん好きになり、今では一番好きかもしれない。
明るくほのぼのしながら、サビの高揚感、解放感が素晴らしく、
また、さりげない日常をテーマにしたポジティブな歌詞も、今ならいっそう胸に迫る。
にわかファンがはなはだ恐縮だが、YUKIの辿り着いたひとつの境地であると思う。

その挨拶がわりに「Hello!」を一節歌い上げた後の最初の1曲目は「JOY」。
テクノポップとしても名曲。もはやYUKIの定番なのだろう。
客もYUKIのダンスを振りコピして、大盛り上がりである。

その後のセットリストは記憶がおぼろげである。
「ワンダーライン」は最高だった。あんなに上がる曲とは思わなかった。

ライブ中盤からYUKIのボーカルの高音がかなりキツそうだった。
あれだけ音域を目一杯使った楽曲が多いと、致し方ないのだろう。
CDで聴くと、その溢れるような力強い高音が魅力なわけだけど、
さすがに生で立て続けに再現するのはキツいのだろう。

でも、全然問題ないよ。
それをカバーする表現力があるし、それもライブならではの臨場感なのだ。
その高音域のサビが魅力のバラード「2人のストーリー」。
大好きな曲だ。何度聴いてもグッとくる。
生でこの曲が聴けて感激した。不安定な高音域も、むしろ切実さが倍増されて伝わってきた。
おもわずハンカチを出した・・・やっぱり来て良かった。

「マイ・プライヴェート・アイダホ」というウエスタン調の、
言ってみればアルバムの箸休め的な曲があるのだが、これがボクはかなりのお気に入り。
思った通り、ライブでも大盛り上がり。理屈抜きのハッピーなテンションで、ホントに楽しかった。
スクリーンに映し出されるビジュアルアートも素敵で、
この「マイ・プライヴェート・アイダホ」では、馬に乗った犬人間が走り回るというモノだった(笑)

どの曲か忘れてしまったが、スクリーンのたくさんのYUKIと実物のYUKIが連動して踊るという、
「10人のかしゆか」を彷彿とさせるものまであった。見事なシンクロだった。


力強い歌声と、自立したかっこよさと、信じられないくらいのかわいさ。
女の子が憧れる気持ちがわかる気がする。

全ての曲に振りが付いているわけではないが、アクションのひとつひとつが魅力的だ。
かっこかわいい。
MCは愛と優しさとユーモアに溢れている。
そして優れた表現者に必ず共通する感謝の心。何度も「ありがとう」を繰り返していた。
ハートフルな雰囲気に包まれた一流のエンターテイメント空間だった。


今年はいろいろなことが起きた年であったと、YUKIは言う。
心がどこかへ行ってしまいそうだったと、YUKIは言う。
でも、もう戻ってきた、もう私はブレないと、YUKIは言う。
私には歌いたい歌がある。でもそれは聴いてくれるみんながいるから・・・
だから私はみんなが必要だと、YUKIは言った。

帰ってくる場所のある幸せ。

それは具体的な土地や、家ではない。
人々の心や、人と人とのつながりの中にあるのだろう。
YUKIはそんなメッセージを今回のアルバムやツアーで伝えたいのだと思う。

ボクもポジティブなエネルギーをもらって、ライブから帰ってくることができた。


希望が有ると書いてYUKI(有希)。
雪の日に生まれた元気な少女はいつしか人々に勇気と希望を与える存在となった。

ありがとう。






YUKIパンフ
ツアーパンフと缶バッジです。
パンフは、ライブを見てる途中で帰りに絶対買おうと決めていたのですが、
4500円という値段にビビりました(;^_^
布製箔押しハードカバーの豪華な造本ですからそれくらいするでしょうけど、
YUKIファンってお金持ちなの?
中身はパンフというよりアートな写真集です。どうやって撮ったの?という
不思議なアート写真でいっぱいですが、個人的にはオフショットの写真も見たかったかな(笑)
缶バッジは勢いで買ってしまいましたが、これはなかなかいいと思います。1000円です。




YUKIポスカ
これはパンフについていたポストカードです。
このような写真がパンフの中にいっぱい収録されています。







megaphonic(初回生産限定盤)
YUKI
ERJ (2011-08-24)
売り上げランキング: 252



ブログランキングに参加しています。
にほんブログ村 音楽ブログ テクノへ 人気ブログランキングへ 


コメント

  1. チョービギナー | URL | h7JsBsjs

    アレ? ここって?

    最初の写真がやたら見憶えのあるカットだと思ったら、そうかきのうは
    YUKIの横アリのライブだったんですね。きのうから私はホームを
    ロボッチさんに明け渡しとある方のライブを見に金沢に来ており、
    今日はその宿からポチっております。(笑)

    >でも、そんなことは関係ないのだ。
    >いいものは、いい。見なければ人生損をする。
    >そして、今回のライブはその期待に見事に応えてくれるものだった。

    ですよね。その通り!! あースッキリした。
    「ワンダーライン」、いいですよねえ。ワーハピで聴いたときも
    一番耳に残ったのはこの曲でしたしね。
    そうですか。ハンカチ、登場しましたか。やっぱりライブって
    そこに足を運んでみないと見えてこないもの、わからないものだらけですから。
    そういうエンタテイメントのエッセンスみたいなものに、「コツン」と
    突き当たれるのって、何にも替えがたいシアワセですもんね。

    あ、ジュディマリ時代の曲とかも結構演ってくれてるんでしょうかね。

  2. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    中田さんの聖地からようこそ(笑)
    好きなものを追いかけて旅に出るって楽しいですよね。羨ましいです。

    音楽との出会いは好みや質の良し悪しだけではなく、その時の自分の気持ちなど、
    受け入れる体制が出来ているかどうかで、決まりますよね。
    YUKIの『MEGAPHONIC』はまさにその時のボクにはドンピシャだったみたいです。
    ハンカチが登場したのもそんな理由からです。あの曲はなぜかヤバいんです。
    おっしゃるように出会えた歓びみたいなものもありますね。

    ジュディマリ時代の曲は、確かな自信はないのですが、やっていないと思います。
    ソロのキャリアも、もう長いですし、新作からはほぼ全曲やってくれたと思うので。

  3. RM-2 | URL | EIARM17s

    速攻レポ感謝!

    最新アルバム『MEGAPHONIC』中心のコンサートなら、悪いわけがないですよね。
    実際に体験されると、あのキュートな声とルックスながら、パワーと表現力に圧倒されるでしょ!(^_^)
    私は今回スケジュールの都合で参戦できませんでしたが(泣)、ロボ様の丁寧なレポに感謝です。
    私も「ワンダーライン」「2人のストーリー」大好きです。 あと「鳴いてる怪獣」もイイです。 

    PS.パンフ高っ!!(笑) その値段もう“美術書”レベルですね。写真集としてのクォリティが高いのですね。

  4. ロボトリア | URL | -

    >RM-2さん

    コメントありがとうございます。

    『MEGAPHONIC』の曲はほぼ全部(記憶があいまい笑)やってくれたので大満足です!
    そうそう、記事には書き忘れましたが「鳴いてる怪獣」も大好きです!
    『MEGAPHONIC』の曲は全て大きな会場で映える曲ばかりということでしたが、
    中でも「鳴いてる怪獣」は格別ですね。タテノリで楽しませてもらいました(^^)
    ♪七転八倒も承知のうえ~!(笑)
    最後に、がおーっていう怪獣ポーズしてましたよ(*^^*) いちいちキュートですね。

    パンフはアート志向が強く、引きの構図が多いんですよ。美しいんですけど、
    全編そればかりで、もっと別の趣向の写真も見たかったというが本音です。

  5. かほリン | URL | -

    YUKIといえば。

    LIVEかぁ。良いですねぇ^^。

    そういえば「モテキ」でジュディマリ時代の「LOVER SOUL」が使われていますが、映画パンフレットの解説で“るみ子=ジュディマリ好きだったけどYUKIは聴いてない、幸世=ジュディマリ聴いてなかったけどソロYUKIは好きというシーンで2人の「趣味合わなさ」を絶妙に描いている”と褒めていました。
    映画観ましたけど、なるほどなぁと印象に残ったシーンでしたので。

    あんまし関係のない話でスミマセン^^;

  6. ロボトリア | URL | -

    >かほリンさん

    コメントありがとうございます。

    その「モテキ」の記事、ボクもどこかで読みました!
    ジュディマリは興味のない人でも曲を知ってるくらいメジャーな存在でしたよね。
    B'zも好きな、るみ子のキャラを良く表現してますね。 逆にYUKIは好きな人でないと、
    意外に曲をイメージ出来なかったりしますし、サブカル気質を持つ幸世が好きというのも
    納得でした。・・・ん、という事はボクはやっぱり幸世側の人間なんですね~(笑)

  7. かほリン | URL | -

    追記です。

    こんなん見つけました。このYUKIってYUKIですよね(笑)
    ☆YUKI☆ったー
    http://shindanmaker.com/164946

    ちなみに今日の結果↓
    かほリンさんのオススメは「just life!all right!-Instrumental-」と「ランデヴー」です☆

    こんなん出ました(笑)

  8. ロボトリア | URL | -

    >かほリンさん

    コメントありがとうございます。

    ロボッチさんのオススメは「メランコリニスタ -A Hundred Birds Remix-」と
    「集まろう for tomorrow」です☆

    でした(^^) うん、どっちも好きだ!
    特に「集まろう for tomorrow」は先日のライブでアンコールの最後にやった曲なので、
    嬉しいです。

    かほリンさんの「just life!all right!」も大好きな曲なんですよねー。
    インストバージョンなんてあるんでしょうか? あるなら聴いてみたいですね。
    とってもオシャレでキュートでカッコイイ曲なので。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://robotoria.blog14.fc2.com/tb.php/456-29988081
この記事へのトラックバック



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。