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雑誌『ぴあ』の時代

2011年07月17日 12:11

雑誌『ぴあ』が7月21日発売号を持って最終号となりますね。
昔、ぴあの情報にたいへんお世話になった者としては、とても寂しい気持ちです。
しかし同じ情報がネットで手に入る今、わざわざ重たい雑誌を買う人は少ないでしょうね。


ボクがぴあを購読していた20歳前後の時は、インターネットのイの字もなく、
パソコンもなく、ましてや携帯電話もない時代、直近のエンタメ情報は、
ぴあのような雑誌に頼る他ありませんでした。

ボクが専ら見ていたのは映画情報、主に「名画座」で今、何を上映しているか。
気になる映画をチェックしては、予備校をさぼり名画座に直行したものでした(オイ!)

池袋文芸坐、銀座並木座、大井武蔵野館、早稲田松竹、飯田橋ギンレイホール・・・
都内の名画座はほとんど制覇したと思います。
今はほとんど残っていませんね。
そこで出会った、小津やゴダール、トリュフォー、フェリーニ、タルコフスキー・・・
眠気に耐えられず(笑)ほとんど見ていないものも含め、いい肥やしになったと思います。


しかし何といっても、いちばん観たのは、大林宣彦作品ですね。

時をかける少女 デジタル・リマスター版 [DVD]

知世ちゃんの「時をかける少女」を始めとする尾道三部作は何回見たことか。
そう、同じ映画を何回も観るのです。(「時かけ」は10回観た 笑)
浪人時代の現実逃避だったんでしょうね。
観ている間はその世界の住人になれますから。
「時かけ」と同時期に作られた小林聡美さんの「廃市」もよく観たな~。

廃市 デラックス版 [DVD]

名画座で観るとこの「廃市」、雰囲気抜群なんですよね。
最初、観た時は雰囲気に浸りすぎてストーリーを追えないくらいでした(笑)
この映画をきっかけに福永武彦文学に触れたり、名画座にはいろんな広がりがありました。

古びた館内の独特の塩素のような匂いに包まれ、上映までの待ち時間は、
「はみだしYOUとPIA」を読んで時間潰し(懐)
ピンク映画の解説も秀逸で面白かったっけ。もう忘れましたが(笑)


少し早いですが、とにかく長い間、雑誌『ぴあ』さん!お疲れさまでした。
そしてありがとうございました!





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コメント

  1. RM-2 | URL | EIARM17s

    私もお世話になりました

    私も「ぴあ」にはお世話になりました。 このジャンルでは、リアルタイム情報更新や動画サンプル
    でプレゼン可能なネット媒体にその役割を譲らざるを得ないのでしょうが、やはり寂しいですね~。
    小津、ゴダール、トリュフォー、フェリーニ、タルコフスキー、大林宣彦 って、ほとんど私も同じ
    くです!  ビクトル・エリセ (「ミツバチのささやき」)あたりも好きでしたね~。 
    ロボ様が「眠気に耐えられ」なかった作品って、もしかしてタルコフスキーの「サクリファイス」では?
    ・・っつーか、私これを高田馬場の映画館に見に行って後半ほぼ寝ました。(;^_^ 
    でも、あの監督さんは「水」と「光」の使い方とかが、本当に素晴かったように記憶してます。

    しかし「時かけ」10回はスゴい!! 全てにおいて良くできた映画だし、知世ちゃん可愛いしね。(^^)

  2. ロボトリア | URL | -

    >RM-2さん

    コメントありがとうございます。

    RM-2さんはボクですか?(笑)
    「ミツバチのささやき」は今は無き六本木WAVE地下の「シネ・ヴィヴァン」という劇場で観ました。
    あまりに良かったので、新作にも関わらず2回観に行きました。
    主役の女の子、アナちゃんが超絶可愛かったですね。劇場でボクの後ろで観ていた、
    インテリ風の女性が「か、かわいい…」とつぶやいていたのを覚えています。

    >「眠気に耐えられ」なかった作品って、もしかしてタルコフスキーの「サクリファイス」では?

    おしい!「ノスタルジア」です(笑)水のないプールでロウソクの火を消さずに何往復も
    歩くシーンで、どうにも耐えられず逝ってしまいました(笑)
    あとフェリーニ監督の「8 1/2」も意気込んで観に行ったのですが、寝てしまいました(;^_^

    >あの監督さんは「水」と「光」の使い方とかが、本当に素晴かったように記憶してます。

    おっしゃる通りです。ボクのお気に入りは「ストーカー」なんですが、
    初めて観た時は「映像美という言葉はこの人のためにあるんだ!」と真面目に思いました。

    >しかし「時かけ」10回はスゴい!! 全てにおいて良くできた映画だし、知世ちゃん可愛いしね。(^^)

    知世ちゃんを好きになったきっかけの映画ですからね。
    もう観るというよりは、一緒に過ごす感覚ですね(キモい?)

  3. チョービギナー | URL | h7JsBsjs

    おお、懐かしい名画座。

    私が大学に入ってから本格的に名画座通いを始めた時に、必ず持ち歩いてた「ぴあ」。
    ロボッチさんが挙げてくれた劇場リストに「飯田橋佳作座」「有楽シネマ」「千石三百人劇場」、
    あと、新作封切り系でしたけど「岩波ホール」と「シネヴィヴァン六本木」とかもプラスすれば、
    最強のラインナップ。
    その小屋をグルグルしてるだけで充分、シアワセでした(笑)。

    有楽シネマで見たゴダールの「気狂いピエロ」や、大井武蔵館で見た「81/2」。ああ、映画って
    こんなコトして良いんだ、ものすごく昂揚した気分で小屋を出たことを思い出します。
    (どっちもその後すぐにサントラ盤とかも買ったし)
    今ではDVD BOXを揃えるまでになっちゃった小津もお正月の並木座で見るあのカンジは格別でしたし。

    一日3館で5本を見て、お尻が痛くなりすぎて帰りのガラガラの電車を立って帰ったのもいい思い出(笑)。


  4. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    飯田橋佳作座、有楽シネマも懐かしいですね。
    どこも安くて重宝しました。
    そういえば「高田馬場ACTミニシアター」っていうのも思い出しました。
    マンションの一室に小さな座布団が敷き詰められていたその劇場?を見た時は衝撃でした(笑)
    どこの劇場も、良質の名画を届けよう!という気概にあふれていましたね。

    並木座といえば小津でしたね。ボクもここで初めて小津映画に触れました。
    もしかして、どこかの名画座でチョービギナーさんとすれ違っていたかもしれないですね(^^)

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