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どこまでも音楽家、坂本龍一『Front Line, Happy End』

2010年05月03日 10:55

Front Line
坂本龍一『Front Line』1981年

なぜか春先になると、この曲を思い出します。

YMO『BGM』の少し後に発売されたこのシングルは、
坂本龍一にとっての「音楽」そのものをテーマにした作品です。

『BGM』のインダストリアルな音色はそのまま引き継がれ、
テクノポップとして、とてもカッコよいです。

残念ながら現在入手困難のようです。


Front Line裏
坂本龍一は「音楽」をテーマにした楽曲が多いです。
『BGM』の「音楽の計画」、『浮気な僕ら』のズバリ「音楽」など。

この『Front Line』は「音楽」をテーマにしつつ、
当時の坂本龍一の個人的な心情が綴られていて興味深いです。
『BGM』制作時のメンバー間の確執は有名ですね。

歌詞は英語ですが、日本語の詩も記載されているので紹介します。


時々恋愛もしたいが 足手まといは困るよ
時々疲れることもあるが 休むことはできない

時々全てを投げだしたくなるが それができないものをしょっている
時々全てを破壊したくなるが そうしても何も生まれないことを知っている

みんなこんな音楽が必要かい みんなこんな音楽で楽しいかい

朝、養鶏場でテレビをつけて コーヒーとトーストを食べる
夜、世界がまっくらなのに ポッカリあいてる窓が一つ、それが僕だ

何処にいったらいいか分らない 何処にいったらいいか決められない
音楽を知らない子供達が、フッと歌うその中に答えがあるようだ。

音楽っていう小さな戦場で ぼくは兵士になる
音楽は意識の戦い だからぼくは兵士



つかみきれない何かを必死で探しているのでしょうか。とはいえ
『BGM』に入っている「音楽の計画」の痛々しいまでの切迫感と違い、
どこか余裕が感じられます。
オリエンタルな旋律と、独特のスイング感のボーカルも、
軽やかで、のびのびと歌っている印象です。




B面の「HAPPY END」もこのシングルの聴き所です。

『BGM』にも収録されていますが、おそらくこちらが原曲なのでしょう。
『BGM』の方は、メロディーがばっさりカットされています。
この原曲を聴いてはじめて、「ああこういう曲なのか」と認識しました。

非常に美しいメロディです。

なぜカットしたのでしょう?
他の作品に比べてあまりに叙情的すぎるせいでしょうか。
『BGM』バージョンの方はあまりに先鋭的です。


下の映像の、81年YMOウインターライブではメロディも演奏されました。
この斬新で美しい舞台デザインの奥村靫正さんはこのとき、ADC賞を受賞されました。





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コメント

  1. stillhigh2008 | URL | -

    久しぶりに聴いたら

    happyendはやはりいい曲だったので、検索してみたら、こちらにたどり着きました。
    なんか前にもこんなことがあったような・・・。
    名曲ですよね。

  2. ロボトリア | URL | -

    >stillhigh2008さん

    コメントありがとうございます。

    はい、HAPPY ENDは名曲ですね(^^)
    あの頃の曲たち、ふと思い出してマイブームになったりしますよね(笑)

    >なんか前にもこんなことがあったような・・・。

    stillhigh2008さん、二回目のコメントでございました。
    前回はこちら→http://robotoria.blog14.fc2.com/blog-entry-425.html

    YUKIさんの記事でしたが、ボクの作った「575」のジャケをiPodに取り込んでくれたとか、
    とても嬉しかったのを思い出しました(^^)

    あ、YUKIさん紅白出ますねー、楽しみですねー(*^^*)

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