ムーンライダーズ、リスペクトの人々

2010年08月01日 11:20

昨夜の「佐野元春のザ・ソングライターズ~鈴木慶一Part1」は期待通り、楽しめました。
鈴木慶一があれだけ流暢に、自身の音楽や詩についてのルーツを語る姿を初めて見ました。
インタビュアーの佐野さんも年下とはいえ、同時代の感覚を共有できるミュージシャンであり、
鈴木慶一、ムーンライダーズに対するリスペクトの姿勢も優れたインタビューが実現した要因でしょう。
学生とのワークショップが行われるPart2にも期待しています。

moonriders最近

ところで、ムーンライダーズって若い人の知名度ってどんなもんなんでしょう。
ちなみに以前ボクが会社の同僚二人(30代)に「今日ムーンライダーズのライブなんだ」と
言ったら、「誰ですか?」という反応でした。(´_`;)

そこで今日は、若い人にも知名度があって、
なおかつムーンライダーズファンである事を公言している人を2人ほど紹介し、
「ムーンライダーズってこんなに凄いんだよ~」という事を自慢したいと思いますムッハー。(笑)
■1人目

貞本義行
エヴァンゲリオンを始めとするアニメのキャラクターデザインで有名ですね。
新世紀エヴァンゲリオンのタイトルや劇中のセリフにもムーンライダーズからの引用があるようです。

コミック:STAGE.6「ボクハナク」→(曲名『DON’T TRUST OVER THIRTY』より)、
     STAGE.9「マニアの受難」→(曲名『DON’T TRUST OVER THIRTY』より)
アニメ:第四話のセリフ「僕は卑怯で、臆病で」→(歌詞「駅は今、朝の中」『アニマル・インデックス』より)

1998年にはムーンライダーズのベストアルバム「ANTHOLOGY 1976-1996」のジャケットイラストを
担当しています。過密スケジュールの中、自身の連載を1本落としてまで制作したといわれています。
それがこちら。かっこいいですねー。

アンソロジー1976-1996




■2人目

岩井俊二
ご存知『Love Letter』『スワロウテイル』『リリイ・シュシュのすべて』などで有名な映画監督です。
岩井俊二監督は1996年にムーンライダーズの
「ニットキャップマン」という曲のビデオクリップを制作しています。
この頃放送されたNHKの「ムーンライダーズ特番」に出演した岩井俊二監督はこう述べていました。
「自分に中でムーンライダーズは、音楽の中の一部ではなく、
ムーンライダーズはムーンライダーズとして存在している。今回の仕事は夢のようだ」と。

「ニットキャップマン」(詩:糸井重里 曲:岡田徹)1996年





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コメント

  1. チョービギナー | URL | -

    うわあ、ニットキャップマン!

    すいません、このネタ私ばっかり喰いついてまして。(笑)
    かく言う私自身が、なんか「フジオさん」になってきた気分。(爆)
    いやー、ニットキャップマン、PVあったんですか。しかも岩井俊二監督で。
    これ、曲中にコーラスでも登場する矢野顕子さんがやってて、何度か通い詰めた六本木ピットインの
    ライブでもカバーやってましたねぇ。曲を歌うにあたり、いかにこの曲がスゴイかをえんえんとネタばれ
    丸出しで語り倒し、どうしても曲中で笑いだしちゃうし、最後は切なくて泣いちゃいそうになるんだ、
    けど良い曲だから、ミスしても最後まで聴いてね、そんな事をコメしながら歌うアッコちゃんの姿を
    鮮明に思い出しました。糸井さんの歌詞が本当に秀逸で、その情景がありありと浮かぶような曲。
    まさかその曲にPVが、しかも当事者の糸井さんを担ぎ出していたなんて。なんて贅沢な。
    考えてみたら私はアッコちゃんのカバーから数多の名曲を教わっていました。
    ムーンライダースなら「すかんぴん」「塀の上へ」、トノバンの「悲しくてやりきれない」細野さんの
    「夏なんです」「相合傘」「終わりの季節」....。
    このニットキャップマンにもそんな想い出があります。重ね重ね、ロボロリアさんに御礼を申し上げたいと
    思います。ありがとうございます。

  2. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    おや、このPVけっこう有名だと思ったんですがチョービギナーさんは、徹底した現場主義ですね!
    六本木ピットインに通い詰めるってかなりの音楽好きですよ!

    あっこちゃんがカバーするものは100%名曲ですよね。
    ハズレがないので格好の音楽名盤ガイドとなっています。

  3. ngo900jp | URL | Zzi9DAjw

    興味深かったです

    英国や米国のロック(あるいはフォーク)に影響を受け、それをどう展開させるかという黎明期における、エンケン(遠藤賢司)、頭脳警察、はっぴいえんどを鈴木慶一氏が多分に意識していたというくだりはまさに日本のロックの夜明けのとしての当事者お話で大変興味深かったです。

    一般的に、1969年というのがカルチャーとして重要な年とされ、1972年ぐらいまでがロックの一番大事な時代と言えますが、日本のロックは1976年が記念碑的な年という元春氏の指摘もとても納得させられました。

  4. はぜまる | URL | -

    なんと

    佐野元春さんを始め貞本義行さんに岩井俊二さん!
    蒼々たる面々がリスペクトしてるんですね。
    これはチェックしなければ「ムーンライダーズ」φ(.. )

    ベストアルバム「ANTHOLOGY 1976-1996」のジャケットは
    普通にジャケ買いして部屋に飾りたいですね♪
    「ニットキャップマン」のPVとのギャップが驚きです。

    僕はこの年代について知識が無いのでとても新鮮で
    ようつべでリンクされてた「Sweet Bitter Candy -秋~冬-」は
    かなりカッコ良かったです。

  5. ロボトリア | URL | -

    >ngo900jpさん

    コメントありがとうございます。

    ご覧になったのですね!慶一の「今やろうとしていた事を先にやられてしまった」という言葉が
    印象的でした。慶一氏ははっぴいえんどの面接?を受けたらしいですよ。
    落とされたのか、断ったのか定かではありませんが、独自の道を歩んだのは正解でした。

    >日本のロックは1976年が記念碑的な年

    確かに凄いアルバムがたくさんあげられていましたね。
    ちなみに日本のテクノの記念碑的な年は1981年だと思っています。

  6. ロボトリア | URL | -

    >はぜまるさん

    コメントありがとうございます。

    >「ANTHOLOGY 1976-1996」のジャケットは普通にジャケ買いして部屋に飾りたいですね♪

    残念ながら、いまや入手は困難のようです。もしかしたらブクオフにたまにあったりします。

    >「ニットキャップマン」のPVとのギャップが驚きです。

    ムーンライダーズは切り取り方で全く印象が違うので、人に説明するのがとても難しいグループです。
    いろんな側面を持つグループなので必ず引っかかる部分はあると思いますよ(^_^)/
    「Sweet Bitter Candy -秋~冬-」! 奥田民生バージョンのやつかな?
    ボクも後でチェックしてみます。

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