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日本ロック界の詩人、鈴木慶一

2010年07月30日 19:58

歌う鈴木慶一
いよいよ明日31日から2週にわたって、鈴木慶一が
NHK教育「佐野元春のザ・ソングライターズ」
に登場します。

ボクがなぜ、
このようにしつこく宣伝するかと言いますと、
佐野元春は音楽における歌詞の役割について、
並々ならぬ関心を寄せているアーティストです。
方や、鈴木慶一は現在日本で最強の詩を書く
アーティストであると
ボクは個人的に思っているからです。

そんな二人がガッツリとこのような形で、
顔を会わせるのは初めてであり、
どんな話が聞けるのか
楽しみでたまらないのです。o(^-^)o

今日は明日の放送に向けて、鈴木慶一について少し予習をしたいと思います。(なんて真面目なんだ!)
鈴木慶一プロフィール
1951年生まれ。58歳。はちみつぱいを経て、1975年にムーンライダーズを結成、現在も続いている。
1981年には高橋幸宏とのコンビでビートニクスを結成。4枚のアルバムを出している。
2000年、矢野顕子、大貫妙子、奥田民生、宮沢和史とともに
『Beautiful Songs』としてライブを行い、CDも発売。
2003年、北野武の映画『座頭市』で音楽を担当。第36回シッチェス・カタロニア国際映画祭(スペイン)
最優秀音楽賞、第27回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。現在公開中の『アウトレイジ』も担当。
2008年、曽我部恵一のプロデュースによるソロアルバム「ヘイト船長とラヴ航海士」で
第50回日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞。ちなみにこの時、Perfumeの『GAME』も同賞を受賞。
CM音楽も多数手がけ、古くは宮崎美子が木陰で着替えるシーンで話題になった
『いまのキミはピカピカに光って』の作曲でも有名。
また、ゲームミュージックとしては『MOTHER』『リアルサウンド~風のリグレット』なども手がけている。
その他プロデュース、詩、楽曲提供は数知れず・・・



鈴木慶一の詩は、彼の幅広い音楽知識、映画、文学への深い造詣から導かれる、
独特のペシミスティックな世界で、安易な楽観主義を嫌う傾向にあります。
しかしそれは長年にわたって吸収してきた様々な芸術や、
自らの人生から醸成された、リアルな“ことば”の数々であり、
若いアーティストには決して真似の出来ない、ひとつの到達点だと思います。



比較的最近の作品からひとつ紹介します。
長くロックをやっていると、ここまで深みのある音楽が生み出されるという驚き。

2006年に発売されたムーンライダーズのアルバム『MOON OVER THE ROSEBUD』から
「Vintage Wine Spirits,and Roses」(詩:鈴木慶一 曲:岡田徹)


曲の世界観をイメージして、ボクなりに解釈した写真コラージュを作ってみました。
Vintage歌詞02




ムーン・オーヴァー・ザ・ローズバッド
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コメント

  1. チョービギナー | URL | -

    慶一も来年は還暦。

    実はこのところ、ムーンライダースと少しご無沙汰だった私。
    そうですか。こんな歌も書いていたのですね。「スピリッツはどうだい」「76年来仕草は変わらない」
    ロボトリアさんもコラージュをされておられる「ホテル・カリフォルニア」をいやでも彷彿とさせる
    一節にニヤリ。「ホテル・カリフォルニア」を発売当時16歳で初めて聴いた私は、この曲で酒に
    そういうカテゴリーがあるんだ、という事を知りました。オリジナルが1969年であったのに、
    この歌では「ホテル・カリフォルニア」がリリースされた76年になっているところも好きです。
    ライダースと言えば私は「9月の海はクラゲの海」。「青空百景」から「最後の晩餐」までは
    発売日にアルバムも買ってました。初めてライブを観たのは84年の「アマチュア・アカデミー」が
    リリースされた直後のツアー。曲ごとに楽器を持ち替える器用な「ポリバレント」な人達のライブは
    しかし熱いパワーも兼ね備えていましたっけ。来週末、19年ぶりに「ワールドハピネス」で
    彼等と再会をします。6人が一斉にハモり出した時、自分がどんな気持ちになるのか、
    今から楽しみにしています。

  2. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    コメントありがとうございます。

    とても地味な曲を取り上げたので、反応はあまり期待していませんでしたが、
    さすがはチョービギナーさんですね。
    慶一さんの詩はキーワードの背景を知っているとより楽しめますが、
    知らなくても何か心に刺さるものがあると思っています。

    「青空百景」から「最後の晩餐」・・・確かにこの頃がいちばん充実してましたね。
    その後は惰性で買っていた(妻がかなりのファン)のですが、この『MOON OVER THE ROSEBUD』
    というアルバムは久々に熱いバンドパワーを感じました。

    「ワールドハピネス」行かれるんですね。うらやましいです。
    YMOにプラスティックスにライダーズ・・・今はいつなんだ!頭がクラクラします。(笑)

  3. チョービギナー | URL | -

    ヤバイ、ムーンライダースに再びハマってしまった。

    あれから。何となく身の回りのものの買い物に出掛けたのですが、気が付くとムーンライダースの
    「Tokyo7」を握りしめレジに並んでました。家に帰り、さっそく聴くことに。一体何年振りの
    ムーンライダース?、と思う間もなく、いきなり白井さんのギターの音に鷲掴みにされてしまいました。
    ああ、武川さんのヴァイオリンやトランペットの音も聴こえる。そして何より慶一の声の若々しいこと!
    オドロキました。ここまで現役バリバリのバンドサウンドを聴くことになるとは。
    これはますます今度の「ワールドハピネス」が楽しみになってきました。
    それもこれもロボトリアさんのお陰。ありがとうございました。

    P.S.そう言えば私はずっと彼等のことを「ムーンライダース」と表記してました。
    おそらく耳からバンド名を聞いていて「ズ」ではなく「ス」と憶えてしまったのかも知れません。
    何となく彼等には申し訳ないのですが、私にはやっぱり「ムーンライダース」なんですねえ。(笑)

  4. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    再びコメントありがとうございます。

    そうなんですよ。今回の記事では「枯れた渋み」のある曲を紹介しましたが、
    最近のライダーズすごく若いんです。一周回って返ってきた感じ(笑)ライブも絶対盛り上がるハズです!
    少しでもお役に立てたようで嬉しいです。

    初期の頃は「ス」でしたね。結構いいかげんみたいです。

  5. チョービギナー | URL | -

    ハイ、「佐野元春のザ・ソングライターズ」観ました。

    私はこの番組を観るのが全くの初めてで、まず始まるやいなや、おお、ジェームズ・リプトンの
    「アクターズ・スタジオ・インタビュー」みたい!とチャチャを入れてしまいました。(笑)
    私自身、慶一の書く詩や、ライダースの歌にいちばん惹かれるところは、自分の
    弱さや、だらしのないところを一切包み隠さず曝け出してしまうところ、だと感じています。
    決して構えず、主義主張に走らないところ。そこに彼等の「芯の強さ」を感じているのかも知れません。
    声高に何かを発することへの衒い。気恥ずかしさ。そういうところにシンパシーを感じています。
    だからこそ、そんな慶一がよくぞ、自らの作品を振り返り語る、なんて番組への出演をOKしたな、
    と今でも驚いているのです。それでもおずおずとかつての自分を振り返る慶一を観てると、
    あー、昔のライブでのMCの感じと変わんないな~、と思わずニヤリとしてしまいました。
    あ、でも。一番言われて腹の立つ言葉で「昔、あなたの音楽を聴いてました」と言われると
    「何で昔なんだ! 今を聴けよ」とツッコミをくれる、という画面の慶一に小声で「ゴメンね」、
    「でも今日、Tokyo7買って聴いてスゴク気に入ったから赦して」と語りかけてました。(笑)
    そうそう、来週も観なくちゃ。

  6. ロボトリア | URL | -

    >チョービギナーさん

    ご丁寧にコメントありがとうございます。

    >自分の弱さや、だらしのないところを一切包み隠さず曝け出してしまうところ、だと感じています。
    決して構えず、主義主張に走らないところ。そこに彼等の「芯の強さ」を感じているのかも知れません。

    まったく同感です。その辺の美学を共有できる人の集まりがファンなのかも知れません。

    >そんな慶一がよくぞ、自らの作品を振り返り語る、なんて番組への出演をOKしたな、

    相手が佐野元春であったというのもあるでしょうね。実際彼はよく勉強していました。(←偉そう)
    あと番組中にも言ってましたが「急げ、急げ」、年齢による焦り、もしくは寛容でしょうか。
    来週も楽しみです!

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