バグルス、イエスとして活動してきた
トレヴァー・ホーン 。
本格的なプロデュース活動としては、この
ABC は割と初期の頃のようです。
翌年の1983年に、復活YESとして「ロンリー・ハート」が大ヒット。
そして84年にかけてアート・オブ・ノイズなど、刺激的でアイデアあふれる
サウンドメイクで一世を風靡、ニューウェイヴ系アーティストに
与えたインパクトは計り知れません。
ABC のドラムを担当していた、デビッド・パーマーは、
YMO の散開コンサートのサポートドラマーとしても有名ですね。
当初、坂本龍一はロキシー・ミュージックの名盤『アヴァロン』に参加していた、
アンディ・ニューマークという人のドラミングに惚れ込み、
オファーする気まんまんでロキシーの来日公演にのぞみましたが、
あまりのドラムセンスのダルさに失望し、
急遽若くて、ルックスもよく、テクノのリズムが叩けるドラマーとして、
デビッド・パーマーに白羽の矢が立てられた、と記憶しています。
デビッド・パーマーはこれを快諾し、
ABC を脱退して日本へやってきたといいます。
YMO の散開コンサートの後は、錚々たるメンバーの高橋幸宏のソロライブにも参加しています。
デビッドくん、君の判断はただしかったぞ!!(上から目線)
ホーンセクションやストリングスを効かせたゴージャスな
ABC のサウンドは、
日本のまさにバブル前夜の、欲望に満ちた時代の空気にジャストフィット。
80年代らしい、きらびやかなPOP感覚は今聴いても、熱を帯びています。
ABC Universal (2002-02-05)
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おすすめ度の平均:
これも80’sの傑作アルバム!!
トレバーホーン初期仕事
80s New Wave
1曲目からノリノリ!
ゴージャスでありながらファンキー、しかもポップ
クリックするだけで管理人が大喜びするシステムです。
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