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外側の世界に住むやさしいあなたへ。「思い出のマーニー」

2014年07月21日 20:02

「思い出のマーニー」


maniposta.jpg


平凡なタイトル。
キャッチコピーやポスターの絵柄等を見ると、
少女の友情の物語なのかな、なんて想像してたんですけど、
良い意味で裏切られました。


この世には目に見えない魔法の輪がある。
輪には内側と外側があって、
私は外側の人間



主人公アンナから発せられたこのモノローグによって、
ボクは冒頭からこの物語のとりこになっていました。

周囲と距離を置き、スケッチに没頭する内省的な少女アンナ。

そんな子の目線で物語が進行して行くなら、
これは間違いなく共感出来ると…

喘息の療養で、一夏を田舎の親戚の家で過ごすアンナ。
そこで、湿地の向こうに佇む謎の洋館に住む少女マーニーと知り合って…

マーニーはアンナが作り出した幻影なのか…
それとも…




「思い出」というワードに、これほどの意味が込められているとは思いませんでした。

さまざまな境遇の人、年代の人に響くテーマが描かれています。

おすすめです。

こころにじんわり沁みました。





プリシラ・アーンさんの主題歌が素晴らしいです!!








あなたのことが大すき。「思い出のマーニー」歌集アルバム
プリシラ・アーン
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小津映画について

2013年12月12日 20:24

tokyoga01.jpg


「もしわれわれの世紀が聖なる物にまだ場を与えるとすれば、映画の神殿を建てるとすれば、
私は個人的にそこに日本の映画作家、小津安二郎の作品を置くだろう。」
——ヴィム・ヴェンダース(小津安二郎の痕跡を追った映画「東京画」より)



ボクが初めて小津映画を観たのは浪人時代でしたか、
今はなき銀座の並木座ででした。
その頃は都内には名画座がたくさんあって、ぴあを片手に観てまわったものです。

消毒液のような塩素の匂いがたちこめる、ジメっとした地下の劇場。
くたびれた小さな座席に座って観た初めての小津映画は、衝撃の一言でした。


カメラはすべて固定。
ちゃぶ台が水平に見えるほどの超ローアングル。
役者のセリフは棒読みのよう。
しかもカメラ目線でしゃべっている。


なんなんだこれは・・・


ボクはこれまで自分が観ていた映画的、ドラマ的文法の枠を超えて迫ってくる、
数々の演出技法に戸惑い、あっけにとられ、ストーリーが全然頭に入ってきませんでした(笑)

それでも、1カット、1カットが絵画のような美しい構成美で、
役者の棒読みにも品性を感じ、なんてたおやかで美しい世界なのだろうと、
いつのまにか観入っていました。

それからは池袋文芸地下などにも通い、小津映画をたくさん観ました。

独特の映画文法にもなれてくると、小津映画のユーモアの部分にも気づきます。
「彼岸花」などを観ていた時、後ろの座席から、たぶん友達に強引に連れてこられた人でしょうか、
「おい、おもしろいじゃねーか!www」みたいな会話が聞こえてきましたね。



現在では海外、特にヨーロッパで小津映画に対する評価が高く、
芸術作品のように受け止められていますが、
何が凄いかって、これが日本では公開当時においては、
普通に娯楽作品として多くの人に観られていた、ということですね。

妻に先立たれた父を思い、なかなか嫁に行かない娘。
心配する父。おせっかいを焼く周囲の人々。
ようやく娘、嫁に行く。
父悲しむ。

みたいなストーリーですよ。

だれも芸術作品と思って観てなかったと思いますよ(笑)

でも、何気ない人の営みに、人間の機微や残酷な一面を垣間見せる丁寧な脚本、
小津調とも言える独特に演出に、観客は何か普遍的なものを見出だしていたに違いなく、
そこが国を超えて、理解された所でもあると思います。





tokyoga02.jpg




生誕110周年に尊敬の念をこめて、とりとめもなく・・・







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映画「風立ちぬ」観てきました。

2013年08月25日 17:38

美しい映画でした。

まずはアニメとして純粋に美しい。
絵も動きも。
やっぱりジブリアニメは世界最高峰だと思います。
写実だけではないリアリティ。
あくまでアニメとしての、実写にはない実写を超えたリアリティがあります。
風、水、草、木、そして人物のなにげない所作の美しさ・・・
もうひとつはストーリーの美しさ。
現実に襲いかかる数々の悲劇の中に、優しく灯る愛。
純愛なんですねー。
声高に訴えるでもなく、淡々と、達観したかのように描かれます。
堀辰雄原作に由来するものなのか、昔風の独特の品のあるセリフもあいまって、
全編、詩情に満ちあふれ、その世界に没頭できます。

ラストシーンは泣かされました。
とても美しいラストシーン。
あの感動は何なのか、うまく説明できません。
きっとそれまでの積み重ねが、一気に解き放たれた瞬間なのでしょうね。

ただ、惜しいのは主人公の声。
『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督をあえて抜てきしたそうですが、
ごめんなさい、正直違和感を禁じ得ませんでした。
『トトロ』の糸井重里さん、『耳をすませば』の立花隆さん等は、
ボクは非常にハマっていると思いましたし、
声優、役者さん以外の人を起用することには肯定的なのですが、
今回は、主人公の造形と声質にギャップがあり過ぎと思いました。

ヒロイン菜穂子役の瀧本美織さんはとてもよかったですよ〜。
造形も非常に美しい! 
突然の豪雨に1本の傘で肩を寄せ合って歩くシーンの表情とか、
特にお嫁入りするシーンの着物姿は絶句するくらい。。。

いろいろ言いましたが、おすすめできる映画には違いないです!
あなたも菜穂子さんに合いに劇場に足を運んでみませんか?←

「舟を編む」観てきました

2013年05月01日 21:15

本日は5月1日。ファーストデイ。
映画が1000円で観られる日です。

舟を編んできました。(^^)


舟ぽすた
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薬師丸ひろ子と「Wの悲劇」

2013年03月28日 19:42

薬師丸ひろ子、ヒット曲連発約束の23年ぶり単独コンサート
ナタリー記事


むむむ、これはちょっと興味を引かれます。


知世ちゃんフリークのロボッチですが、
彼女の比類無き存在感は認めざるを得ません(←大物プロデューサー目線w)
[ 続きを読む ]



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